小学校学習指導要領解説を読み解く〜総則編①〜
1 個人的動機
今更と行った所だが、だからこそ。教師は結局のところ、学習指導要領を拠り所に教育活動を行う。全国、都道府県、市区町村どの規模の研究においても参加者の共通項は指導要領。
ならば、黙々と指導要領を読み込み、自分の指導へダイレクトに活かすのも悪くないだろう。というかこれは教師の義務である。(わりと怠っている)無論、他者との議論がその理解を深める事は承知。だが、こちとら子育て勉強諸々やりたい事がある。1人研究の実践をnoteに残す所存である。
2 [まえがき]を読んで
①「社会に開かれた教育課程」の重視。
→学習する内容が社会の何に結びついているかを意識して、授業づくりをする。自分たちで正解を見つけ、切り開く視点。外部講師、保護者を巻き込んで教育活動。保護者を敵だと思ってる管理職、教員多すぎる。みんな仲間。
②知識の理解の質を高め確かな学力を育成。
→知技、思判表、学びの三本柱。教えられ知るからできる、どうするか考えアウトプットする、ただ頑張ってる子が何をどう頑張ってるか見とることを意識。
③道徳の特別教科化、体験学習、体育・健康に関する指導の充実
→道徳。個人的には賛成。道徳自体の存在もさることながら、昨今のいじめ問題や犯罪への処方箋として教科化にぶち込まれた。もとより、地域社会や家庭の崩壊により社会的道徳が揺らいでいるのが実態であろう。多様な価値の中に普遍的なるものを子どもたちと模索する他ない。教科書はまあ使うか。
体験活動はさせたいが、安全面の馬鹿騒ぎやコロナ禍のビビりで葛藤。グレーゾーンギリギリで色んな事させたい。コロナ5類になれ。早く5/8になれ。
体育健康維持は医療費の削減につながり社会の原動力、労働力になる。競技性も大事だが皆楽しめるアダプションルールで教材開発する。(オーストラリアの先生が言ってた)スポーツをする、見る、支える、知る。どれも忘れない。よし、来年度もホッケーは毎月やろう。食べる物も考えていこう。
3 まとめ
まえがきに始まる指導要領は、第1章〜第3章の構成となっている。改めて思うのはこの告示から6年近くが経過し、既に古く感じる文言が散見されることである。第1章の総説には「人工知能が自ら知識を概念的に理解し、思考し始めているとも言われ」とある。そんな事当たり前というか、解説に書く文なのか。ネットの記事じゃないんだから。
1人研究はいささか批判的になってしまうが、なんとか日々の授業改善に生かしていきたい。
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