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「伝えること」より大切な「傾聴」
僕は、この20年間で、約30,000件のカウンセリングをしてきたので、自身の経験を活かし、傾聴レッスンやコミュニケーション指導をさせていただいています。
そこで最初に伝えることは…
相手に「何を伝えているか」よりも
相手に「どう伝わっているか」の方が大事
ということです。
僕たちがコミュニケーションで責任を持つべきところは、自分がどれだけ素晴らしい内容を伝えているかよりも、相手があなたの話をどう理解したかの方です。
・相手がそれを理解しているのか?
・相手が正確に受け取れているのか?
常に相手に確認しながらコミュニケーションをとっていかければ、そのコミュニケーションは、独りよがりの自己満足に終わってしまいます。
もともと、自分が発する言葉というものは、自分基準から発したもので、自己中心的、かつ自己満足によるものが多いです。
それゆえ、相手に100%伝え切ることなんてできません!
それなのに、身近な人ほど「わかってくれている」と期待をしたり、勝手に「伝わっている」と勘違いをしたりして、確認をしないことが多くあります。
だから、その小さなすれ違いが、大きな誤解やイライラを生んでしまうんですよね?
人は誰しも、自分が見たいように見て、聞きたいように聞いて、受け取りたいように受け取っているところがありますから、普段のコミュニケーションが不完全だと認識したうえで、言葉だけでなく、日頃からの行動や姿勢、在り方で伝え続けてゆく必要があります。
相手への思いやりの言動こそが「愛」です!
「なんでわかってくれないの?」
「そんなつもりじゃなかったのに…」
そんな残念な事態にならないためにも、相手に確認し、傾聴の姿勢を大事にしながら、よりよいコミュニケーションで、お互いにハッピーでいられるといいですね。
引き続き、よい休日をお過ごしくださいね。
今日も読んでくれて、ありがとうございます。
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