エッセイ「午前三時のお茶会」
おはようございますの方も、おやすみなさいの方も、行ってらっしゃいの方も、お帰りなさいの方もご機嫌いかがでしょうか?
ここの私は体調も少しアクセルが掛かり気味ではあるものの、睡眠時間も取れてとてもコンディションがいいのですが先ほど目がパチリと覚めて封印している夜食に手と口が動きそうなのをぐっとこらえて、暗いリビングでお手洗いに起きた母とばったり遭遇してなんとまぁ、午前三時に母とリビングでお茶会。
最近具合が悪くて、昼間寝てばかりいる母を心配してボチボチ家事を覚えていたのですが、それが先ほど実は夜中までYOUTUBEで芸能のゴシップ動画を見ているので朝起きれないことが判明し、ズッコケそうになりました(笑)
しかし、昼夜逆転は本当に体と精神に良くない影響を及ぼすことを私は経験しているので今後が心配ではありますがここで心配を押し付けたところで、母にもこれでもかという程、超マイペースさという頑固さがあるのでここはぐっとああしろ、こうしろというより日々の生活でどちらが先に参った!というか知恵比べ心理戦でもあると思ってます。
うーん、介護というにはまだ早い気もしますが最近ホルモンバランスの関係なのか体調はよいものの無性に泣けてしまうことがあるんです。単に疲れているだけだと思うのですが、朝眠い目をこじ開けて洗濯、ご飯、仕事に行くときは何があっても真っ赤な口紅を忘れない。そんな母ができない事が、私は出来たり(例えば本を読んだり、詩や物語を作る事)かと思えばやはり、調理の腕はぴか一でちょっとの時間で作る天ぷらは衣の付き具合、サクサク館どれをとっても、抜群です。
長年のいがみ合いや、文字通りの取っ組み合いのけんかが出来てそれでもかつ仲直りできる相手が人によっては親友だったり、兄弟だったり、はたまた姉妹だったり、私たちみたいに母娘だったり…。
ケンカも一人じゃできないから、お互いがお互いのスペースに甘えて寄りかかろうとするからシーソーの様な関係になってしまっていて今では本当にいろんな方々のソーシャルサポートだったり、変わらぬ距離感でいてくれる友人には本当に感謝しきれないです。
今いる人間関係もそうですが、今の私に影響を与えてくれたけれど喧嘩別れしたり別々の生活を送っている人たち。幸せを願う余裕がない時もありますが、あの時のあの選択が間違っていなかったと思えるようになりたい。
午前三時のお茶会で母に湿布を貼ってあげて痛み止めと水筒を枕元においたら?との私の提案に
「そうさせて頂きますぅーーーーーー」
と午前三時の熱量ではないテンションで母からかえってきたのでちょっと私の目が覚めてしまい眠れずにいます(笑)
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