One Team , For Recruiting 〜2019年10月の告白〜
いやー、●●さんのおかげで採用できたねー!
上記ニュアンスの感謝の言葉は人事の方なら一度は言われたことがあるかと思う。
誰かに感謝してもらえるのはもちろんとても嬉しい。が、ここで勘違いしてはいけない。採用の成果は関わってくれた人全員のおかげであって、特定の誰かのおかげではないからだ。
なぜなら、採用は携わる各人が担当する持ち場でベストを尽くし、それでも不足があるときは次のステップであったり、他の持ち場の担当者が補完しあうなど、One Teamで取り組んでいるものだからである。
例えばこんな感じ。
・スカウト担当者が送信相手のニーズと自社のニーズとを結びつけた内容のメッセージを送る
・カジュアル面談担当者が誠実かつ魅力的に事業や仕事のことを語る
・面接担当者が相手の魅力を引き出した上で募集ポジションとのマッチング度を判断する など
さらに変化球的なものでいうとこんなことも影響力があるはず。
・広報担当者が会社や事業のことを広く世の中に発信し、認知を高める
・従業員がSNS等で会社や事業、求人の情報を発信し、それをみた第三者、第四者がシェアすることで、認知が高まる
・プロダクトやサービスを磨くことで、ファンが増え、会社や事業のポジティブな口コミが自然と広まる など
上記はごくごく一部の例でしかなく(この採用に関する影響力については今回の本題ではないのでサラッと)、こういう一つひとつが積み重なった結果として採用が実現するんだと思っている(=広義のScrum採用的な)。
だから、わたしが冒頭の言葉を掛けられたときには、謙遜の気持ちなど1ミリもなく腹の底からこう返している。
いやー、●●さんのおかげで採用できたねー!
いやいや、選考に関わったみんなのおかげですよ!本当にありがたいです。
最後になぜこのnoteを書くことにしたのかに触れようと思う。理由としては以下3点である。
1. 可能な限り採用に関わってくれている人全員に感謝の気持ちとお礼を伝えたいけど、上記記載のとおり範囲が広すぎることから全員に伝えるのは無理ゲーだから
2. 面と向かって伝えるのは恥ずかしいものの、誰かがみてくれるかもしれないところに本音を晒しておきたかったから
3. 普段使いしているツイッターでは文字数の関係でどうあがいてもまとめきれなかったから
ごく当たり前のことをダラダラと書いてしまったけど、頭の中で考えていることを言語化していく過程で、より感謝の気持ちが高まった気がしている。
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というわけで最後に求人の告知w。
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