本は、頭の中を洗い流せるシャワーだ。

忘年会や新年会のあとに、
嫌な気持ちが残ることがある。

人の悪口やウワサ話という
目に見えないゴミのようなものが、
頭の中に入る。

なんとも気持ちが悪い。

身体の汚れは
シャワーを浴びれば
取り除けるけど、
頭の中はそうもいかない。

身体の中に入れるためには、
口を開ける必要があるけど、
頭の中に入れるものは、
無防備状態。

口に入れるものに
気をつける人は
たくさんいるけど、
頭に入れるものに
気をつける人は案外少ない。

★

僕はなにか気持ち悪い声を
聞いてしまったときは、
そのあと本を読む。
リセットする。

本は頭の中を
洗い流せるシャワーだ。

頭の中が汚れで
いっぱいになると、
自分の大切にしていることや、
やりたいことを
忘れてしまったりする。

頭の中は自由だ。
でも、セキュリティーは
ガバガバ。

頭の中にいれるものこそ、
気をつけたほうがいいのにね。

頭の中を洗う読書。

そういう意識も必要だと思うよ。

しょーいち