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本を買ったら、外で読む。

忘れもしない15年前。
新宿の紀伊國屋書店で
1冊の本が目に入った。

立ち読みしてみて、
手汗がびっしょり、
手の震えが止まらなかった。

急いでレジにもっていく。
レジを待つ間、
救急車の音が鳴り響いていた。

帰りに、ベローチェのカフェで
一気に読んだ。

線を引き、
ページの角を折りまくった。

読みながら思いついたことを
ブログやSNSに書いていた。

そこからだ。

僕が本に狂うようになったのは。


ただ買って家に持ち帰っていたら、
ここまで覚えていることは
なかっただろう。

本との思い出はいつも、
場所とセットになっている。

本を買ったら外で読むことで、
本は自分の人生の
しおりとなっている。


しょーいち

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しょーいち
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