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僕は本を読む。本は僕の潜在表明だ。

誰かが望む理想には 僕は変われない。

潜在表明より

歳を重ねるたびに思うけれど、僕が僕であろうとすればするほど、その気持ちをなかったことにしそうになる。

日々の仕事に、誰かの理想になろうとする。そうやって誰かの理想になろうとするほど、心が疲れて、だけどそんな疲れることにも
慣れてしまって、

「自分ってなにがやりたかったんだっけ?」とふと思うときがある。

そんなときに、
僕は思い出したように、
本を広げる。

本を広げて、
そうだそうだと思い出す。

自分が選んだ道を
やりたいことを
生き方を。

本はぼくにとっての、人生のしおりだ。
しおりになる本を、いつも探している。
しおりになる言葉を、いつも探している。

僕が僕であるために、
僕を見失わないために。

辛いって 苦しいって こみ上げるのに
言えないから 癒えないまま 引き摺っている

逃げたいとか 泣きたいとか
そんな感情に
言葉が追いつくのは いつも
よろよろと彷徨ったあとで

心の中で叫んだって反響するだけ
だけど叫べないことは もっと苦しくて

だから誰にも届かなくても声にするよ
たった一人自分には 聴こえるように

潜在表明より

これは僕の声だ。


しょーいち

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しょーいち
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