PDCA幻想ー今更聞けないPDCAのルーツと課題と解決
まぁよくいう人いますよね。PDCAだなんだというのをめちゃくちゃ信奉してやまない表面的な真面目な人。そんな人に限って、PDCAの源流を全く知らない。
本来は戦後の「日本製品はクソ!」という時代において発生した、統計的品質管理に関する活動から日本に広がったと言われています。つまりは、ものづくりの世界で生まれて錦の御旗の如く語られ、今となっては何でもかんでも概念として「PDCAを回せば良くなる」という幻想に囚われている人が多発しているという状況。
しかも口だけの人多し。念仏のようにPDCAを唱え続ける。現代経営現場の南無阿弥陀仏の世界です。まさに念仏唱えるけど、意味とか内容知らないみたいなお話。
まぁ皆様もお察しの通り、大抵の組織ではこういうこと言う人は、何もしない人です。Pも外部コンサルに外注し、Dなんて誰かがやるという話で、Cすることはあってもされる側に回るとは思っていないし、Aなんてもはや人事異動で担当を外れているという始末、そんなん誰やんの?というのが常識。つまりはPDCAだーとかいってこねくり回す会議をやるためのサボタージュ用語としてPDCAは機能しているシーンを多々見てきました。
さらに統計的品質管理から来ているから部門横断をするトップマネジメントが理解し、生産工程や営業工程においては数字をしっかり把握して「統計学」を用いて改善策を検討するというお話なんですが、日本でのPDCAとか言い続ける念仏爺さんは、そういうのではなく掛け声としてPDCAと言うんですね。いやいや、それ全く何もわかっていないから。笑
ということで、「今更きけないPDCA」について書いておきます。必読ですよ。
○ 誰が言った?! PDCA問題
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