農業高校生による農産物販売を中止させようとした時代遅れの茨城県教育委員会
残り9
ほんと時代遅れな判断をして大騒ぎになっている事案です。
農業高校生による農産物販売を中止させ、かわりに無償で配布しろ、という方針を打ち出し、反発を受けて方針転換となりそうという話題です。
販売した牛乳(加工品ですね)に雑菌が混ざった事案が出たから、その学校の販売を一時中止して衛生管理など保健所などと協力して対策するというのであればわかるわけです。それが、単に農作物の販売そのものの全面中止に追い込むという全くもって事なかれ主義の対策を講じようとする県教育委員会の姿勢に大変な疑問を持ちますね。
○ 木下が20年前に早稲田商店会で東京都教育委員会と掛け合った事案
私がまだ高校生の頃、23年前ですが、東京都立農芸高校と、当時はまだあった早稲田実業商業科との商品販売、決算の統合プログラムを早稲田商店会を舞台にトライしたことがあります。当時、農業高校の生徒が自分たちの商品を販売するのは学園祭だけで、学外に販売しにいくというのは授業扱いにならず、生徒たちは学校休んで、先生たちも休みをとって販売するとかになっていたんですね。が、実際に農業とかを理解するには作るだけでなく、販売まで含めて理解しなければ意味がないよね、ということで公式にそのような授業を作るトライをしたことがあります。
当時も、高校生が商売していいのか、とか。何かあったらどうするとか、くだらないことを言う人はいて、そういうのを含めて学習なんだよというお話なんですね。子どもたちのためにとかいう大人に限って、結局は自分たちの監督責任を問われたくないだけだったりするのです。
○ 覚悟を決めた大人により解決
ここから先は
2,333字
この記事のみ
残り9/10
¥
800
サポートいただければ、さらに地域での取り組みを加速させ、各地の情報をアップできるようになります! よろしくお願いいたします。