思考を変えられない人は、運命も変えられない。
社会を変えたい、組織を変えたい、まちを変えたい、色々と大きな主語が出てくることが多い人ほど、思考が凝り固まっているということがよくあります。斜に構えて持論を展開するものの、その思考そのものが他人から全く共感されず、仲間が出てこない。そんなようでは社会やまちの運命を変えることは絶対にできない。
一定の年齢になると思考を変えるということは、それまでの自分の考えやプライドを捨てることになるということで、それだけで嫌だと思うようになって、意固地になる。それが一番の敵なのです。自分の頑固な思考を変えなくては、まわりを変えることなんて不可能なんだから、そことまずは向き合わないといけない。
痛みは伴うかもしれないけど、何らかの課題を打破するすべての起点になるのです。思考が。
だから以前も方法論ではなく、生き方が大切なんだという話をしています。どうやったらいいか、ではなく、まず生き方を変えないからうまく行かないんだという話ですね。すべては人ですから。
なんかうまくいかない、プロジェクトが動かない、カタチにならないというとき、それは周りや組織の責任の前に、自分の思考に問題があると思ったほうがいいです。だからこそ今回は、その運命に至る経路を紐解きながら、思考変化の大切さについて考え直します。
○ 思考が運命に変わる
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