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【データでみる地域のキホン:1】人口ピラミッドのコブはいつ無くなるのか?!
さて、今回から定期購読者限定コンテンツとして地域に関連する基礎知識をデータなどを紐解きながら解説をしていく特集をえぞ財団で知り合った神門崇晶さんとスタートします。
あれこれデータを調べながら、これは地域のキホンとして知っておくべきだよね、という前提情報を整理してアップしていきます。月に2度程度を目指して連載をしていきますので、どうぞよろしくです。
○ 共同連載者:神門崇晶さんの自己紹介
以下、神門さんの自己紹介です。
初めまして!日本で1番小さい国立大学の小樽商科大学4年生(休学中)の神門崇晶(かんどたかあき)と言います。この度、木下さんが共同発起人である北海道の経済コミュニティ「えぞ財団」での出会いをきっかけに、共同コラムを書かせていただくことになりました。
僕は、大学入学後から「地域」や「地方創生」に興味を抱きまして、ふと手にとったのが木下さんの「地方創生大全」でした。それからは、何冊もある木下さんの著書・noteを何度も読み、地域の問題点や地方創生の重要性などを学んできました。
木下さんは、「実践」の重要性を何度もご指摘されています。実践しなければ何も始まりません。ただ、実践と「学習」を両輪で回していくことの重要性も強調されています。この共同コラムでは、データに基づいた地域に関連する基礎知識の解説を通して、皆さんの学習に貢献し、より密な実践に繋がる一助になればと思います。それでは、これからよろしくお願いします!!!
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神門崇晶(かんどたかあき):小樽商科大学4年生(休学中)。札幌北高校を卒業し1年間の浪人生活を経て、小樽商科大学に2019年に入学。同年11月に「カレーパンドラ小樽商大店」をオーナーと共にオープン。コロナ禍により同店を休業し、2020年にYoutubeチャンネル「おたる再興戦略室」を開設。これをきっかけに、2021年4月からは札幌の過去・現在を紐解き、未来への提言までつなげていく「札幌解体新書」の学級委員長を務める。また、2022年1月からはえぞ財団で「北海道経済入門」を連載中。
https://note.com/ezozaidan/m/md48d9b45038c
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さて、本題に進みましょう。
○ 初回テーマは「人口ピラミッドのコブ問題」
初回のテーマは「人口ピラミッドのコブ問題」です。
現在の日本は、戦後の団塊の世代、そして団塊ジュニア世代の2つが大きなピラミッドのコブをつくっています。これらはかつては経済成長のエンジンでしたが、現役世代を超えていくと社会保障支援などにおける財政面での負担にもなっています。
が、いつかそのコブも解消されていくわけです。ただ、それがいつなのか、があまり皆がデータを見ていないこともあり、よくわかっていない場合も多いのです。そのため、様々な政策や事業においても噛み合わない場合があるので、頭に入れておいて頂きたいところ。いつまでもずっと負担者と受益者のバランスが大幅に崩れるというわけではなく、一定の出口が既に見えているのも人口減少と社会保障の負担構造の問題、さらに地方活性化でいえば高齢化が進む地域が集落として終わりを迎えていくタイミングもこれらを見ていくと見えてきます。
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