「地方創生大全」増刷、改めて解説。
3月新刊で出すSB新書「まちづくり幻想」についてはまたまとめて2月にあれこれとコラムやイベントもしますのでお楽しみにしといてください。絶賛最後のゲラ直しなどをやっています(毎度ギリギリ...笑
さて、そんな中、稼ぐまちが地方を変えるが昨年末に増刷になりましたが、続いて地方創生大全も増刷がかかりました。これが9刷になります。長く販売して頂いている東洋経済新報社さんに心より感謝です。
この本は5つの視点をもって地方のあり方について考え、各ポイントにおける重要なところに切り込んでいますネタ、モノ、ヒト、カネ、組織というところですね。駄目なところはここがおかしくて、さらにいえばこれらのポイントをしっかり押さえているところの企画、政策はとてもいい成果を生み出しているというところです。
安倍内閣も終わり、地方創生政策が一巡した昨今、5年間の中でこの本にかかれているようなことがいい意味でも、悪い意味でも起きたところは色々とあると思います。地元の再点検に活かしていただければと思います。
実は「まちづくり幻想」はこの地方創生大全で取り扱った「5つの視点」とかが生かされない地域はなんでやったほうがいいと分かるようなことをやらないのか、やってはいけないことをやってしまうのか、という根源論を向き合って書いています。なんで役所の偉い人はわざわざやったら駄目なネタに飛びつくのか、絶対にやってはいけないような行動を地域の人たちはとって人不足といいながら外のヒトを追い出してしまうのか、このあたりについて様々な「間違った幻想」を当たり前だと思って認識してしまっていることが原因だと思っています。
そのあたりの地域を構成するヒトにフォーカスし、問題となる幻想について整理、対策について書いたものになります。とはいえ新書ですからサクッと読めるように、全国各地の事例も紹介しています。
新書の発売の前にまずは「地方創生大全」を頭に入れていただきまして、それらの5つの視点での行動をちゃんと取るために必要な、「幻想を振り払う」というプロセスと向き合ってほしいなと思います。
一応私の本は各種全体として役割がそれぞれありまして、ある意味のシリーズ的に位置づけています。それぞれを読み込んで関連性についても考えていただければ大変ありがたいところです。
予約者向けイベントも今月開催しようと思いますのでぜひご予約を!! まちの書店でも予約入れて頂いたほうが確実です。
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