イオンの大黒柱はどこに向かうか?
岡崎さんがイオンの岡田さんのレクチャーをしたというところで、一番大切なことはなにかといけば、やはり岡田屋時代からの「大黒柱に車をつけて移動する」というお話だったそうな。
これは商業流通系では非常に興味深い話で、もともとイオンの源流たる岡田屋も三重にあった店です。昔商店街に講演にいった際に、跡地ががらりと更地になってて「あーここが創業の地なのか」と思わされました。ヨーカ堂など含めたスーパーマーケットやチェーンストア理論を渥美俊一氏を中心にして皆で学ぶペガサスクラブに加入し、岡田屋は多店舗展開を始めていったのです。とくにM&Aで成長を遂げてきたイオングループもまさに、中心市街地というまちなかでの商売から、時代のモータリゼーションとチェーンストア理論を意識して全国の郊外へと軸足を移していったわけです。
◯ 大店法改正と郊外展開の強化
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