【AIR】商売は値上げで潰れるのではない。値下げで潰れるのだ。
私のnoteも購読していただいている飲食コンサルのプロとして大変有名な河野さんが、素晴らしい名言を発信されていたのでご紹介します。
ほんとそのとおりで、ボッタクリみたいな例外は別として、基本的に値上げをしていっている会社や店で潰れるところはありません。値下げをしていって追い詰められて潰れるところはたくさんあります。これは単に個別の会社や店だけでなく、値下げを地域や業界でどんどんやっていって潰れていく分野ってかなりあるんですよね。
シンプルな話に見えるけど、プライシングというものはとても大切な商売の核といっていいもの。商売は値付けで決まるといって間違いないのです。だけど、それを間違っているものが多い。
私も「安くたくさん」からの脱却という話を常々していますが、それは地方衰退の原因は、安くたくさんを目指して経営していった結果、全員が野垂れ死んでしまったということが多くあるからです。つまり「値下げが死んでしまった」ということです。
これらについては以下のマガジンでまとめ読みできるので、年末年始にぜひ。このnoteも登録しておきますので、個別購入よりはまとめて以下の合本マガジンを購入して読まれることをおすすめします。
さて、そうは河野さんや木下がいうけど、世の中的には「値上げをしたらお客さんがいなくなって潰れるんじゃないの?!」と思っている人が結構いると思うんですよ。
世の中での思い込みと、実際との違いについて解説したいと思います。とても大切なことです。テストに出るやつ。
○ 値上げでお店は潰れない理由
そもそもとして、店の経営は単純化すれば「客単価×客数」によって売上か決定されますよね。
値上げによって客単価を変動させると、客数が変動する、これを価格弾力性といいます。価格によって客が増えたり、減ったりすることです。
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