寒い日、晴れた日、からっ風
2024年の長かった夏も終わって、いよいよ秋らしい季節になってきたかな、と感じる今日このごろ。もう、10月も下旬だよね。本当に、この異常気象はどうなってしまうのか、とにかく心配にしかならない。
気温が下がってくると、洗濯物の乾き具合が気になってくる。気温がある程度高ければ、雨さえ降らなければ、外に干しておけば少し時間がかかっても洗濯物はしっかりと乾く。しかも、夏は薄着で薄手の服が多いから、乾きも早い。
寒くなってくると、厚手の服が多くなる。晴れた日にはそれでもなんとか乾くけれども、少し天気が悪いと、ちょっと厚手で乾きが悪いものは全然乾いてくれない。
1日程度ならそのまま干しっぱなしにもできるけれども、何日も雨が続くようなときには、部屋干しでエアコンやファンヒーターで強制的に乾かしていまうこともある。
そんな冬の季節、嬉しいのはからっ風だ。晴れ渡った空に、乾いた風が吹き付けている。そんな日の洗濯はちょっとわくわくする。真夏並とはいかないまでも、洗濯物がかなり厚手のものでも短時間でカラッカラに乾くことが多いからだ。
冬に雪の多い日本海側ではほとんどないようだが、太平洋側に住んでいるので、冬は晴れて空気が乾燥する日が多い。
風がない日でも、晴れていればそこそこ洗濯物は乾くものの、気温が低いと厚手のものはなかなかちゃんと乾いてくれない。
でも、乾燥したからっ風が吹き付けると、あっという間に乾いてしまう。なんだか、超高性能な乾燥機を使ったときのようだ。しかも、乾燥機と違って生地を傷めることはない。
まだまだ、そんなキーンと冷たい空気が張り詰めるような冬には少し期間がある。
しばらくぐずついた空が続いたあとの晴れ渡った空に、少し冷たい風が吹きすさんでいる中に洗濯物を干したら、そんな季節ももうすぐやってくるんだろうな、とちょっとワクワクした気分になる。
もともと、極端な寒がりで、冬は寒さに震えるはずなのに、なぜか今年は冬の到来が待ち遠しいような気がしている自分に気がいるようだ。これも、夏の異様な暑さが続いたためだろうか?それとも更年期で自律神経がやられて、多少の寒さを寒いと感じなくなってしまったためだろうか?
気がつけば、朝起きてから、少し寒いと感じながらも靴下を履く気にならなかった。以前の自分なら、少し寒いと思ったらすぐに靴下を履いていたはずなのに。
異常気象での高温と更年期のお陰で、今年の冬はいつもよりも快適に過ごせるのかな、とちょっとやっぱり冬の到来が待ち遠しい気がしている。