花も思うのだろうか?
花も思うのだろうか、あ〜〜っ 薔薇になりたい。
みんなに観てもらいたい。写真を撮って貰いたい。
こんな、道端に絡みつく様にして咲く花でなくて、堂々と大きな花を付けて
麗しい香りを放ち、気高く咲いていたい!と思うだろうか。
現実的な話、花には脳が無いので思考もないとされている。
しかし、空想の世界では花にも感情を持たせる事ができる。
「野に咲く花のように〜🎵」という歌詞の歌があるけど野に咲く花は小さく目立たない、踏まれたり、刈り込みされたり、扱いが雑である。
そこれに比べて、薔薇は肥料を与えられ、乾燥していたら、水を撒いてもらえ、決して踏み潰されない。(棘があるからでしょうか)
このように考えるのは、今の自分の心理状態でしょうか?
今日散歩していて見かけた薔薇の花はこんな感じでした。
薔薇でも、美しい時は短いのです。
咲き切った頃には汚く見えて切り取られて、ゴミ箱へ
野の花はそうではない!
花が終わっても切り取られないので、実を結ぶ。
植物にとっては実を付けて種子を遠くに撒いて仲間を増やすことが大事
この実を鳥が食べれば、遠くに運ばれて糞と共に地に堕ちる。
これが、大事な事!
今盛りの百日紅の花を見てみよう。
花が散って地に落ちているその上では木に実が付いている
百日紅の実は思うのだろうか?
「薔薇として咲きたかった!」
とは言わないだろう。
『自分が百日紅の花で良かった。』と思うかもしれない。
その方が、幸福感に満たされるでしょう。
不満は身を損なう。
今の「自分」を受け入れよう!
野の花の様だとしても、こうして写真に撮って大切にする人もいるのだから