音の巡礼、はじまる。
ご存じ、今年4月から始まって以来、力を入れて続けているテンプルモーニングラジオ(TMR)ですが、その背後には遠藤卓也氏あり。TMRの企画の相談からサウンドエンジニアまで、二人三脚のような形でやっています。
遠藤さんとはもう学生時代からの付き合いなので、思えば人生の半分以上ずっと交流の続いている長い友人であり、「誰そ彼」というお寺の音楽会を共に始めたり、今では仕事も一緒にする仲間なのですが、僕が最近「音」の可能性に注目しているのも、二人での盛り上がりも大きいです。音楽好きの遠藤さんにとっては「お経という音楽」の発見にものすごくインスパイアされるものがあったようで、この度、TMRの姉妹noteとして、遠藤さんによる「音の巡礼」noteが始まりました。
テンプルモーニングラジオは、コロナでなかなか定期的にお寺の掃除会を開けない今、音でそのリズムを届けようというアイデアから始まりました。やってみてあらためて気づいたのは、僕らは地球上のどこにいたとしても、自分の感じ方次第で、そこが聖地になるということ。お寺や神社といった特別な空間は、そこに行けば聖地性を感じられる象徴的な場所として機能しますが、その感覚は自分次第でどんな空間にだって拡張できるはず。僕は、お経のような聖音は、「音」という最小限の五感への働きかけによって、その感覚を思い出させてくれる役目を果たしているのだと感じるようになりました。
そんな「音の巡礼」の可能性を、遠藤さんがnoteで探求していきます。最近、遠藤さんが自分の「お経という音」の可能性について熱く書いたnote記事が公開されたので、お経ってすごい・・・!という感覚をお持ちの方にはぜひお読みいただきたいです。
TMRのお経のコーナーに登場するお坊さんの人となりを、「音の巡礼」noteで知ることもできます。
ぜひ「音の巡礼」noteをフォローして、テンプルモーニングラジオと合わせて、お楽しみください!
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