小学校30年生の教育雑観④~UFOキャッチャーvs.家庭内ATMと呼ばれた男~
↓↓↓この話の結論です↓↓↓
【実践事項】
①子どものお小遣いを月額制にする(実践中)⇒いずれは年俸制に
②父のお小遣いをキャッシュレス化(未実施)⇒いずれは年俸制に
③家庭内通貨における消費・貯蓄傾向の観察傾向のチェック
④買い物にいったら必ず値段あてクイズをする
まずは、できる範囲のことから始めます!!!
※続きが気になる方は以下お読みください。
こんにちは!
皆さんのご家庭では、UFOキャッチャーでよく遊びますか?
我が家の子ども達はUFOキャッチャーが大好きです。
親も大好きです。
結果、ハマり始めるとすぐに5000円くらい吹っ飛んでしまいます。
noteで
「やったー!100円サポートしてもらえた!(購入はゼロ~(^^♪)」
とか言っているくせに、UFOキャッチャーだとすぐに使ってしまうのです。子ども達だけでなく、大人たちも魅了するUFOキャッチャー。なぜ我々はUFOキャッチャーに魅了され、そして100円をあんなにもスムーズに投入口に滑り込ませられるのでしょう。このままでは、我が家は破産するでしょう。えっ、話のフリは大きくすればいいと思っているでしょって?ちがいます×2。
UFOキャッチャーに働く心理効果を考えてみた
みなさんは、
【テンション・リダクション効果】
緊張状態がとけたのちに、気が緩んでしまっている状態
【プロスペクト理論】
人は得をすることより、損をしたくないという気持ちが2倍以上であるという理論
をご存じでしょうか。こんな経験はありませんか?
休日家族で買い物に行き、ひとしきり必要なものを買ったあなたはレシートを提示すると1回無料でUFOキャッチャーができることに気付く。
当初ゲームコーナーに寄るはずではなかったはずなのに、1回だけタダだからとプレイ開始してしまう。しかし、100円で終わらせようと思ったあなただが、子どもはあきらめきれず。気づいたら両替機にお札を投入していた。あれ、いったい今何円使ったのだろう・・・
【テンション・リダクション効果】、【プロスペクト理論】入っていましたよ!気づきましたか?おそらく、もっと分析すれば多くの心理効果がUFOキャッチャーには埋め込まれており、私たちを夢中にさせているのでしょう。
では、どのくらいの数の心理効果が働いていたのでしょう。労働災害にかかわる【ハインリッヒの法則】では、1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するといいます。私の財布の中はしょっちゅう事故がおきるわけですが、この法則からすると300の小さな異常(UFOキャッチャーをやりたくなる仕掛け)に私は襲われていたのですね汗。
UFOキャッチャーをはじめとしたアミューズメントにはこのような効果がこれでもか!と利用されているわけです。痛い経験を何度もしている大人だって浪費してしまうのですから、子どもたちに100円にぎらせたらどのような行動をとるか、容易に想像できるはずです。
我が家の現状
ある日、子どもに「もやし1袋いくらでしょう?」とクイズを出したことがあります。すると、
娘「100円か200円!」
息子「・・・300円!かな??」
実際の値段は安い時で20円、高いもやしでも60円ほどですよね。子どもたち(小学校低学年以下)は、普段口にしている物の値段すら知らないのです。また普段食べている野菜よりも、100円の価値(つまりはUFOキャッチャー1回分)は低いことが分かります。
その理由の一つとして、スーパーのサービスがあります。我が家が買い物をしているスーパーでは、500円分のレシートでUFOキャッチャーが1回無料でできるのです。もしかしたら、100円は買い物をしたレシートと同じ価値であり、このようなことから大人が思っているよりも100円を価値の低いものと捉えているかもしれません。これは、今後意識して物の値段を知るきっかけを与えねばと思いました。
お金について話すことのハードル
noteの表紙にもなっている愛犬のことですが、ペットショップで〇〇万円だして買いました(奮発しました)その帰り道、妻の実家に子どもたちと一緒に行ったのですが、嫌な予感が的中します。
子「じいじ!犬を飼ったんだよ!〇〇万円だった!!」
私「・・・・フフフフフフっ(苦笑)」
義父「高い犬飼ったなぁ~(笑)大切に育てるんだよ♪」
私「ハハハハッ(小声)・・・では、お義父さんまた伺います!」
ウィーーーーン(車の窓が閉まる)ブーーーン(車発射)
・・・
私「・・・てぇめぇーーー、このやんにゃろぉぉーお!!!話聞いて無かったかんかぁ??あぁぁぁぁぁぁぁんん!!!!!」(助手席)
帰りの車中で、私は猛烈に子どもを怒りました。義父に会う前に、子どもには絶対に犬の値段の話をするなよ、絶対だからな!と念を押していたのですが、結果的にダチョウ倶楽部の「押すな、押すな」状態になってしまいました。
お金の話って、難しいですよね(汗)子どもに聴かせないほうがいいこともあるし、かといってどのタイミングでお金の話を切り出していいのかは、各家庭の方針や子どもの情操面などを考慮し、また妻と相談しながら決めることなのでしょう。ただし、その妻とも金銭感覚が共有できるとは限りません。自分が子どもの頃のお小遣いの制度もちがうでしょうし。
そして、なぁなぁになっていく。
お金の教育には教科書がない。
ですが、教科書がないからといって終わらせてはいけない。
悩んだら行動して、考えて、話し合い、KAIZENすればいい☆(キュピーン)
【実践事項】
①子どものお小遣いを月額制にする(実践中)⇒いずれは年俸制に
②父のお小遣いをキャッシュレス化(未実施)⇒いずれは年俸制に
③家庭内通貨における消費・貯蓄傾向の観察傾向のチェック
④買い物にいったら必ず値段あてクイズをする
※③については以下のnoteをご参照ください↓↓
まずは、できる範囲のことから始めます。
今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました。
小学校30年生さとる君(a.k.a.パパ隊長)
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