
あなたたちに授業ができて幸せだった
「あなたたちに授業ができて幸せだった」
先日、授業の終わりに指導者から子どもたちにこんな言葉を掛けている学びの空間に立ち会った
私は、子どもたちにアートを教えることを生業にしている
子どもと遊ぶように楽しく授業をしたいと常日頃から思っている
しかし
「あなたたちに授業ができて幸せだった」と授業のあとに子どもたちに伝えたことも、思ったこともない
授業の最後には、その日のめあてや、子どもの様子を振り返り授業がどうであったか、授業の良し悪しを反省することがほとんどである
子どもを中心に考え授業をおこないそれに伴い授業の流れや子どもの姿、声掛けを振り返り次の活動にどのように活かすかということばかり考えている
「あなたたちに授業ができて幸せだった」
という言葉を聞き、もう少し広い視野で私的な感情や思いを子どもたちに伝えても良いものかもなと感じた
その言葉を伝えることで子どもも授業や活動、また教員に対してポジティブな印象を抱けば次への意欲に繋がっていく
今までもちえなかった言葉と新しい視点を得た言葉であった