【800字エッセイ】31音の世界
あたくし、オジおばさんは自分の感情をなんらかの形で表現したがりである。
1年前には詠み貯めた短歌のInstagramへの投稿を始めた。お陰様でフォロワー様は300名を超える。ありがたい。
短歌は言わずもがな、5 7 5 の上の句と 7 7 の下の句、計31音で構成される。
「なぜ短歌を詠むのですか?」と聞かれることが多い。俳句だと 5 7 5 の17音に世界を凝縮させ、良い意味で無駄を省き、おまけに季語を入れなくてはならないルールがある。これはこれで洗練された美しさがある。
しかしながら、オジおばさんは縛られるのが好きではない。でも自由すぎるのも嫌だ。
「あたくしを1人にしておいてちょうだい」
…
…
「なんで構ってくれないのよ!!」
と言うメンヘラ感が否めない性格だ。
そのため、31音というちょうど良い縛りの中で、自分の感情を表現することにハマってしまったのだと思う。
余談ではあるが、あたくしの祖父は俳句を詠んでいたらしい。早くに亡くしてしまったので、もっと色々な話がしたかったなぁ。
31音の世界で疲れた時に、この素晴らしいnoteというツール。故に駄文エッセイになってしまっているが、お詠みいただいている皆様に心から「ありがとう」を申し上げます。
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