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【800字エッセイ】パリオリンピック開会式を観て

あたくし、オジおばさんはなんだかんだ言ってお祭り好きである。

はい、午前2時半からのオリンピックパリ大会開会式、生中継で拝見しましたよ。前の日は8時に寝てるので6時間寝てるから大丈夫。
コーヒーをお供に普段は見ないテレビの前に陣取った。

パリっぽくアロマキャンドル付けながら鑑賞w

パリには3度行ったことがあるので、懐かしい風景、街並みをオリンピックで観るのも楽しみだ。セーヌ川を入場行進するなんてオシャレすぎる。

最初に感じたのは、やはり絵になるなぁである。観光キャンペーン映像を観ているかのように次から次へと名所が登場する。
映像と現場パフォーマンスを融合させ、パリの文化を上手く魅せてくれた。

シャンソン、ビゼー、サンサーンス、ドビュッシー、ラヴェル、デュカス、ムーランルージュ、バレエ、オペラ座の怪人、レミゼラブル、ルーブル美術館、オルセー美術館、気球、ヴェルヌ、テグジュペリ、ランウェイ、グランパレからアンヴァリッドに向けてのフランス国歌斉唱。アンヴァリッドにはかのナポレオンが葬られている。

中でも傑作は、コンセルジュリーでの自分の首を持ったマリー アントワネットが歌う演出だ。シュールだが美しい。これぞフランスという演出だった。

そして街の人たちも全力で楽しんでいるのが伝わる。

選手行進(クルージング?)をグループに分けて紹介するの斬新でいい。合間にショーを入れることで飽きさせない演出だったと思う。

ま、まさか、エッフェル塔の天辺に聖火を灯すのではあるまいな??ドキドキしていたけど違った。そうすればかっこいいのになぁ。

でもちょいポリコレ感強いなぁという印象。
これはオリンピック、ヨーロッパを考えると仕方がないのか…

あぁ、やっぱり思う。コロナ禍じゃない東京大会を観てみたかった。経験したかった。
あれはあれである意味で歴史に残る大会だったけど、やはり観客が一丸となってスポーツというのは完成するのだなぁ、と改めて感じさせられた。

雨でずぶ濡れになった皆さんが風邪をひかないか心配。選手、スタッフ、ボランティアの皆様、ご活躍を期待、祈念いたします。

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