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森のさんぽと自分らしさ

 この二日間で「もっと自分らしく生きるための森さんぽ」と「HSP(*)の方向け・感性の森さんぽ」を開催しました。

 *HSP:神経が細やかで強い感受性をもって生まれた人のこと
    (参考)https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/451/

 私が森のさんぽをはじめた理由は、森のことを知ってもらいたいというよりも、森で過ごすことで人々が元気を取り戻したり、森のあり方やそこに生きる様々な生命の生き方から、よりよく生きる、またはよりよい社会を作っていくためのきっかけを提供できないかと思ったからです。

 「もっと自分らしく生きるための森さんぽ」も「HSPの方向け・感性の森さんぽ」も、もとをたどれば自分自身の経験からなにか役立てそうに思えたことから企画し開催しています(まだまだご参加者は少ないですが!)。

 今回は両日とも梅雨の晴れ間となりました。まだ新緑色の残る森の中を歩いていると、森の空気や景色の心地よさはもちろん、周りの様々な生命の力を感じ、ただいるだけで元気になっていく気がします。

渓流沿いの林

 今回はどちらのツアーもお一人でのご参加でしたので、そんな森の雰囲気を味わいつつ、ゆっくり対話しながら歩きました。

 ツアーでは本当にいろんなお話をしますが、お会いするみなさんは、それぞれの環境や状況の中でしっかり生きていらっしゃるなぁ、と感じます。

 みなさんが向き合う現状や課題、そして将来に向けた夢やビジョンは本当に様々です。その中で、自分でしっかり人生を歩んでいるみなさんに共通しているようにみえる羅針盤が「自分を偽らず、自分らしさを大切にする=自分の感性などを信じること」のようにも思います。

ウリノキの花

 ふと、改めて森を見渡せば、そこには様々な生き方が共存しています。それぞれの生命は自らが置かれた環境でしっかり生きているけど、自分の性質を偽って生きている生命はありません。

 もし、忙しすぎたりして、自分らしさが分からなくなったり、自分らしさを見つめ直したくなったら、森の中にでかけるのがいいのかもしれません。

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