見出し画像

あなたはその痛み。あたためる?冷やす?

朝起きたら首が回らない

イスから立ちあがったら腰に痛みが走った

なーんて方いませんか?

もしもの時の対応を間違えると自らトドメを刺すことになります(笑)

はいどうも!!

楽しく、わかりやすくをモットーに「ヒト」に関わることを発信している
柔整鍼灸師のしょーたろーです!


さて、タイトルにもある通りあなたのその痛みは温めるべきか、冷やすべきか。二択なのに判断の難しいこの疑問に答えていこうと思います。

その痛み温める?冷やす?正解は?

画像1

結論から述べますと、

炎症が起きている場合は冷やします。

それ、以外は基本あたためます。

では、なにを目安に判断すればいいのでしょうか?

炎症が起きているかの判断基準とは?

画像2

私が臨床の現場でも活用している判断基準を3つほどご紹介していこうと思います。

1.動いていない状態でもズキズキと痛むかどうか

例えば、寝ていても座っていても痛むようであればほぼ炎症を起こしてます。

2.痛みを感じ始めてからの日数で判断

炎症は痛みの出た日から数えて、基本的に3日間ほど続くといわれています。

なので、ささいな痛みでも3日間は炎症を起こしていると思いましょう。

3.痛みを感じてから3~4日ほど経った時の判断基準

痛みを感じてからの過ごし方によっては3日で炎症が引かない場合もあります。

この場合は、今回感じた痛みのピークを「10」だとして、今現在の痛みが「5」を下回ったかどうかで判断します。「5」以上であればまだ炎症を起こしてるものと思いましょう。

いかがでしょうか?

ここでご紹介している方法は10年経験に基づいて本当に大切な部分だけですぜひご活用ください。

さて、炎症が起きているのはわかったとして具体的にどう対処すればいいのかわからないですよね?

炎症時の正しい対応

画像3

基本的には冒頭にあった通り

冷やすこと、安静に過ごすことが大切

安静とは、痛みの出る行動を極力控えることです。

それでも、活動しなくてはならない場合がありますよね?

そんな場合は、薬局で痛み止め(ロキソニン)とシップを買ってください

この2つは、痛み物質の生産を止めてくれます。なので作用としては冷やしてくれるイメージです。

この痛み止めとシップ、そして安静にして、3日ほど過ごせば大体の場合痛みの程度がピークの半分以下になってくるはずです。

痛みがピークの半分以下になったということは炎症が治まったサインになります。

炎症が治まったあとは今度急激に血流の悪い時期に入りますので、この時期から温める方に切り替えましょう。

炎症後の対応

画像4

最後に炎症が治まったあとの対応です。

1.湯船の入浴
2.マッサージ
3.ストレッチ
4.ホッカイロ

これらすべて温める作用があります、これらのことをして痛む部位がうずくようなことがなければ徐々に取り入れていきましょう。

これらのことは、逆に言うと炎症時は全てがNG事項になりますのでご注意ください。

ここが一般の方あるあるで、揉めばよくなると思ってしまったり、湯船に長く浸かればよくなると思ってしまったりと。

自らとどめを刺してから、どうしようもなくなって来院される方が多いです。

今回ご紹介したことを覚えておいていただき
自らとどめを刺さないようにしていきましょうね(笑)

では、今回はここまで~

これであなたも医療人!!

また、お会いしましょう~

柔道鍼灸師しょーたろー プロフィール

柔道整復師・鍼灸師を資格を持ち、整骨院に10年勤務。現役活動中。

「医療人の常識を、一般の方の常識に!」をコンセプトにnote,youtubeにて情報発信中!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?