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潰瘍性大腸炎と僕 9話

潰瘍性大腸炎を告げられた日

K大学病院に入り紹介状を受付で渡し診察室の前で待っていました。

待っている間、体はだるく何度も腹痛でお手洗いへ。

1時間経ってようやく診察室へ行くといきなり医師から告げられたのが、「しょうたさん潰瘍性大腸炎になっていますね、

よくこんなに悪化するまで我慢してましたね、もう少し遅かったら大腸が破れているところですよ」

僕は体が辛くて「はい、すみません」としか言えませんでした。

「しょうたさん今日から入院して頂くけどK大学病院で大丈夫かな?住んでいるところからだいぶ遠いけど、、

潰瘍性大腸炎治療専門の大学病院で近くの方がいいのであればJ大学病院かI大学病院があるけどどうする?」

僕は「住んでいるところから一番近いJ大学病院でお願いします」と伝えました。

「わかりました。では紹介状書くので、明日必ずJ大学病院に行ってくださいね。本日はどうしましか?辛いのであれば点滴を打てます」

「是非、お願いします。体が辛くてお腹が痛くて、少しでも楽になりたいです、、」

「わかりました。それでは案内しますね。」

人生初めて点滴が漏れた

僕は案内された治療室で横になり点滴を打って帰ることに

看護師さんが来て腕をゴムで縛り消毒をして血管を探している。

ですが、血管は中々見つからず、、、

なぜかというと体が栄養不足、水分不足になっていて血管がすごく細くなっているみたいでした。

毎日20回以上のお手洗い、下血、食べたり飲んだりするとお腹が痛くなるから口にしない、、

そんな毎日を過ごしていたから血管も細くなってました、、

4回目でやっと針が血管に入り点滴開始しました。

点滴を開始して数分後、なんか刺さっている腕の方がジンジン痛みが出てきました。

ですが、僕の体は限界を迎えておりあまり気にしていませんでしたし、腕を見る気力もありませんでした、、

また、数分がさすがに痛みがひどくなってきたので、点滴を入れている方の腕を上げて確認してみるとパンパンに腫れていました、、

さすがにこれはやばいと思いすぐに看護師さんを呼びました。

「しょうたさん、すみません、点滴漏れているので、一度針抜きますね!!」と言ってすぐに抜いて頂きました。

そこからまた、大変なのが、針が刺さらない、、

針を刺し直している時にお腹が痛くなりお手洗いへ、、。

5回目でやっと逆側の腕に点滴が入って一安心。

腕の痛みもなく体も少しだけ楽に。

「あ〜早く健康な体になって仕事がしたい」そんなことを思っていたらいつの間にか寝ていました。

ありがとうございました

今日も読んでいただきありがとうございました。

不定期配信ですがこれからも「潰瘍性大腸炎と僕」をどうぞ宜しくお願いします。

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