読書記録【2024年12月】
1つの目標として読書があります。
そこで、2024年12月から読書記録をつけていきます。
読書記録【2024年12月】
〇山崎豊子「白い巨塔(一)」
本作を読み終えた時、最も印象に残った点は臨場感を出す為の医療用語、出世欲にまみれた男たちではなく、教授としての任期が終わる東教授の父としての娘に対する優しさである。
仮に東教授の娘が行き遅れでなければ大きくこの話は変わってきたに違いない。
娘、いや子どものことになるとどうして親はここまで身勝手になることができるのだろうと私を重ねてしまう。
話は変わるが、この本とは腰を痛めた際に、待合室のお持ちくださいと書かれた段ボール箱で出合った。
本作をテレビで見ていただけに読んでみたいなという気持ちがわき手に取った。確か、娘役は矢田亜希子だったと思う。学生時代に視聴した時は非常に好感を持てる娘だった。でも、父親となった今、この娘に対してが身勝手さを覚えるところがある。
〇できるビジネス「chatGPT 快速仕事術」
友人からchatGPTについて意見を求められ、表面的な知識ではまずいと思い読んだ本である。
読む前の認識としてchatGPTについては文章を書く、翻訳する、イラストを描く等の知識は持ち合わせていた。でも、chatGPTでマクロコードや数式をかけることを知らなかっただけに目から鱗が落ちた。実際、数式は書くことができた。
だが、著者の指摘から考えると本書は既に古い本となってしまっている。この点から著者の指摘通りと考えるとお勧めできない。
ただ、私のようにchatGPT初心者であり本当に基本的なことを知るという点に関しては有効である。
〇九段理江「東京都同情塔」
〇河内山哲郎著、小宮一夫・新嶋聡編「自律と自立のまちづくり」