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宮島 未奈「成瀬は天下を取りに行く」を読んで

宮島 未奈「成瀬は天下を取りに行く」

購入した本です



あらすじ(ウィキ参照)はこんな感じです。(㊟エッセイの表紙の写真は小説の中に出てくるときめき坂と思われます)

 本屋大賞受賞作だけあってこの本はめちゃくちゃレベルが高い。
私はどの世代にとっても面白いと思える本だと思う。
まず、スゴいのが

題名!


成瀬? ウナギの成瀬? と思う方もいるかもしれない。
そう、単純な苗字。
地元(膳所駅)への煮えたぎる思い。
天下? 関西
漫才での天下。ゼゼカラというコンビでM-1優勝を目指す。
表紙? ライオンズ? 
閉店した西武大津店への愛情。
そして、強い精神力。他人のことは全く気にしない精神力。
繰り返すが、地元(膳所駅)への煮えたぎ情熱

 昔から大事にしていること。
 常に変わっていること。
 
変わっていなくては他人より前に進めないと教えられてきた。だって、「空を飛べると思った人がいたから、人間は空を飛べるようになったのだから」、と。
 でも、当たり前であるが、みんなと同じが楽。否定もされないから楽。だから、変わった行動はなかなかできないし、すると己が疲れ傷つく。

 私は色々な失敗を前提にした実験をしてきた。そしたら、本当に失敗した。それは成功だとわかった。自分でも訳がわからない。でも、こんな話を書くことができればきっと面白くなる。

さて、話を戻す。「成瀬は天下を取りに行く」。
この小説は私が目指す「小説でこの街を元気にしよう」の目標である。

群馬県前橋市をモデルにした小説


成瀬らしく言ってみますか。
「私はできる」


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