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新入社員時代に同期よりも2倍速く成長する為にやっていた誰にでも出来るたった1つの事

初めての投稿は今日は毎年入社して僕の部署に配属になる方に伝えている事を簡単に書いていきます。
まず、社会人になってこれだけはやった方がいい事

それは・・・

「毎日、オリジナルの業務振り返り日記を書く事」

私自身はこれを2年間休まず続けていました。
どんなに遅く帰宅しても、お酒を飲みすぎた日でも必ず1行はこの日記を書く事を続けました。
なぜ僕が日記を書く事を薦めるかというと理由は3つあります。


①人は覚えた事を忘れるようにできている
②自身の成長を可視化する
③1年後、部下育成をするときのマニュアルになる
それぞれ説明していきます。

①人は覚えた事を忘れるようにできている


有名なエビングハウスの忘却曲線にもあるように人は覚えた事を20分後には42%忘れる。
1日後には74%を忘れると言われています。
と言うことは人はどんなに集中して、頑張って覚えても復習やアウトプットをしないと知識として習得できないということになります。
折角、入れた知識が知らず知らずの内にどこかに消えてしまったら仕事を効率的に行えず、成長スピードも遅くなります。

ここで大切なのは忘れることを前提にして知識の習得や仕事を覚えるということです。
忘れるのはしょうがないです。
諦めましょう。
なら思い出せる仕組みを作ればいいんです。
それが日々の振り返り日記なんです。
仕事中に取ったメモや覚えたことを家に帰ったら可能な限りノートに書き出してください。
またその時の感情なども書けると尚いいです。
合わせて、失敗したこと、叱責された事なども出来るだけ書きましょう。
この日記は自分以外誰も見ないのでありのままの自分を出してください。
今日はこれができた。
こんな失敗をした。
先輩から〇〇のアドバイスをもらったなど。
思い出せるだけ書いていきましょう。
日記として文章に残せばたとえ忘れても復習することが出来るし、そもそも何を忘れているかに気づくことができます。
面倒だなと思うかもしれませんが社会人は1回のミスが命取りになることもゼロではありません。
また、会社に入ったばかりの新入社員の方は職場環境に慣れるので精一杯できっと昨日、何をしたかなんて次の日には大抵覚えていません。
そんな日々が続き振り返るものがないとそのうち上司からこんな言葉をかけられます。
「これこの前教えたよね?」
「覚えてない?」
って自分では全く覚えていないことに冷や汗をかくことが増えます。
そうならない為にも毎日コツコツいつでも振り返れる情報を書き留めましょう。

1つポイントがあって最後に必ず自分はこうなる、これが出来るようになる、明日も頑張るなどの目標やポジティブになれる言葉を書きましょう。
目標が達成したら次の目標を立てまた継続してください。
学校と違って会社は詳しく教えてくれませんし、自分で学び成長しなければなりません。
日記という振り返ることの出来るツールはその後の仕事で大きな財産になります。
なので必ず休むことなく続けてください。

②自身の成長を可視化する


これはある程度、振り返り日記が習慣化した時に感じることができます。
何かと言うと毎日あった事などを記入していると、ある時これ昨日も書いたな、確か1週間前も同じようなこと書いてないか?
と自分が出来てないことなどが可視化されるのと課題に気が付く事が出来ます。
これがとても大切で日々、忙しく働いていると自分が今何が出来て何が出来ないかが分からなくなってきます。
人は忘れるように出来ているので出来てなことすら忘れます。
毎日、振り返りをしていて同じことが繰り返し出て来たら要注意。
早急に出来るように対策を取りましょう。
また1ヶ月前に書いた目標をまだ書いてるなと気が付いたら、そろそろ次の目標を立てる為にもこの書き続けている目標を達成できるよう行動しましょう。
この自分の現在地を常に意識することが大切です。
出来ること、やらなければいけないこと、出来ないこと、よくするミスなどを常に意識して仕事に取り組んでいる人とそうでない人では1年後に大きな差が生まれます。
振り返りをすることで人に言われる前に自分の成長度合いと課題が分かるとやるべき事が明確になり効率的に仕事に取り組めます。

③1年後、部下育成をするときのマニュアルになる


きっと入社から1年はあっという間に過ぎてしまうと思います。
もう1年かと思っている間に後輩が入ってきます。
自分の業務をこなしながらあなたは後輩の育成をしなければなりません。
もし、あなたが後輩を上手く指導できなかった場合、後輩の仕事は間違いなくあなたに回ってきます。
もちろんあなたの仕事は誰もやってくれません。
むしろ出来ない場合、あなたの評価は下がります。
ここで大切なのは2年目からはあなたが高いパフォーマンスを出すだけでは評価が上がらなくなるという事です。
後輩も仕事ができて初めてあなたの評価が上がるんです。
後輩ができて大抵の人は戸惑います。
それは後輩をどう指導していいか分からないんです。
1年間かけて仕事が出来るようになった皆さんは今の仕事はできても入社間もない時にしていた仕事を忘れています。
また、どんな指導を受けたか、どんな事で失敗をしたかなどきっと思い出せません。
この時に必要になるのがあなたが1年間続けてきた振り返り日記です。
ここには1年前のあなたの状況が書かれています。
そこには今日は何を教わった。
こんな失敗をした。
先輩に〇〇で注意を受けたなど。
忘れていた当時の状況が記入されているはずです。
後輩指導はこの日記をもとに行えばいいんです。
この時期はこれを出来るようにさせよう。
自分はここで失敗をしたから後輩には同じ失敗をさせないようにしっかり指導しようなど。
他の誰も持っていないあなただけの指導マニュアルがそこにあるんです。
後輩指導でポイントになるのは後輩をあなたの1年目と比べて1.5倍のスピードで成長させることを意識する事です。
なぜかと言うと後輩が驚異的な成長をするとあなたの仕事を後輩に振る事ができます。
仕事を振ってできた時間をあなたは上司の仕事を代わりにやったり新たな業務に取り掛かったりする事ができます。
後輩育成がしっかりでき、自身もより効率的に多くの仕事をこなせるようになるとあなたの評価は必然的に上がります。
これが入社3年目までに同期に圧倒的な差をつける一番の近道です。

最後になりますが、毎日振り返りをするのは大変です。
きっとどこかで今日はいいやと言う気持ちも出てきます。
しかし、2年間は必ず続けてください。
続ければ必ずあなたの評価は上がります。
しかし、99%の人はこれを継続できません。
必ず会社で評価されるのとわかっているのに99%の人が何かと理由をつけてやらないんです。
ぜひこれを読んでくれたあなたは1%の人になって自身の評価を爆上げしてください。
僕も何人も部下を指導してきました。
振り返り日記を続けられる部下とそうでない部下では今大きな差が生まれています。
非情にも会社は出来る人間だけを必要とします。
学校と違ってできない人に補習はしてくれません。
ただ給料が上がらないだけです。
昇進できないだけです。
ぜひ、皆さんは活躍できる人材になりましょう。
そして苦しくても継続をしましょう。
継続できる人間だけが成長と成功を手にできるんです。

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