【5分でサクッと読書メモ】新規事業の実践論〜一生食える普遍的スキルが身につく〜
訪れてくださり、心からありがとうございます。
この記事では年間約288冊の本を読む現役美容師が、読書をしながらスマホでメモした、『下書き読書メモ』の内容をそのまま公開していきます。
独自の視点で大切なポイントだけをまとめたメモとなっているので、サクッと要点だけを知りたい!そんなあなたの参考になればと思います。
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★本日の1冊★
★新規事業の実践論〜一生食える普遍的スキルが身につく〜
麻生要一/NewsPicksパブリッシング
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元リクルート
2000件5000人の新規事業開発に関わった
この本では大きな目的ではなく、まずは1人の人生のためにキャリアのために。
★どんなに普通のサラリーマンも必ず
『社内起業家』になれる
ほとんどの社内起業家は新規事業開発プロセスの中で『後天的に覚醒』したリーダーが多い
日本企業復活の鍵は『社内起業家の輩出』
・人生100年時代の今、今の成功モデルや今の働きかたはすぐに通用しなくなる。あと何十年もすれば今培った技術は陳腐化する可能性が高いので自分のキャリアを考え直す。
→そのために新規事業を開発に早く取り組むこと大事。
★自分の頭で考え+自分で顧客を見つけ+自分で商売をする。
→今後の働きかたのスタンダードになる。
※時代がどんなに変化をしても必ず使える普遍的なポータブルスキルとなる。
■第1章 日本人は企業より『社内企業』が向いている。
日本では大企業の資本や社会システムが1番使えるリソースとなり。ので大企業からイノベーションを生み出すことが日本式では1番効率がよいやり方。
↓
今の日本の現状は
・大企業が社内の新規事業に投資をしなくなった
・大企業のイノベーション活動が外と組むことが多い。
★日本企業は優秀なサラリーマンが多い!
■第2章 『社内起業家』へと覚醒するWILL(意志)のつくり方
★新規事業開発の1番最初に必要な要素は決意すること
⚪️WILLの定義
❶誰の?
❷どんな課題を?
❸なぜあなたが?
解決するのか?
❶❷・取り組む領域の明確さ
❸・使命感、圧倒的当事者意識
原体験化が大事
原体験化はゲンバ+ホンバでステップしていく。
ゲンバ→自分の肩書や経験や常識を捨て1人の人間として対話しにいくこと
ホンバ→新規事業開発の最善線を知ること。
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体験して次の行動につなげなければ意味がない
そのためには
❶誰でもいいので誰かにそこで感じたことを話す
❷その人と小さな約束をする
■第3章 最初にして最大の課題 創業メンバーの選び方
★新規事業は1人ではできないのでチームを編成する必要がある。
誰を創業メンバーにするか?
絶対と呼べる正解はないけど
重要な視点は
❶人数
❷役割
この2つが重要。
❶人数は3人以下が王道。
コミュニケーションスピード
チームレジリエンス→精神力や精神回復力
マンパワー→チームでさばくことができる業務量
❷外注するものと中で作るものを見極める。
→中で作るものがその事業の競争優位性の源になる。
★全ての創業チームに必要な3つの力
❶ネットワーク→異分野をつなぎネットワークする力
→自分とは異なる異分野・異業種の人たちとゼロから人間関係を構築する力。
❷エクゼキューション→あらゆる業務を圧倒的に実行しやり切る力
→今目の前にある仕事でしっかりと成果をだすこと
❸ナレッジ→深く広い教養と知識
→自分が『何を知らないのかを知ること』ができる力。
→すぐには役立たないけど本質的な学問や未来を予測する技術やトレンドについて学び続けることが大事。
取り組もうとする領域の
業界の習慣・歴史・関連諸法規・
哲学・宗教学・科学・化学・数学・美術学・世界史・日本史・論理学などの基礎的な教養
経済・金融・生命科学・宇宙科学・など文理系を越境する知識を持つ
★教養と知識なくしては深いイノベーションは起こせない
これら3つの力をチームとして揃っている状態を作ることが大事。
⚪️創業メンバーのパターン
❶CEO+CTO
顧客と向き合いその声を吸い上げる
CEO→声の吸い上げ
CTO→商品やサービスの開発を担う
❷CEO+COO
CTOがいないので開発技術は外部委託パターン
ビジネスモデルが競争優位になる場合の編成
❸CEO+CPO+COO
❹CEO+CTO+COO
❺CEOのみ
■第4章 立ち上げ前に必ず知るべき新規事業『6つのステージ』
新規事業が育っていく6つのプロセス
→それぞれのステージではやるべきことは完全に切り替わり、そのステージでやるべきのとのみやる。飛び級はなし。
⚪️ステージ1entry期 仮説を提示する。
・事業仮説を構築する。
❶顧客→明確な言葉で定義をする。
❷課題→顧客の課題に対して思い込みが激しくならないように注意する。
❸ソリューション仮説→実現可能性ではなく、それをやったら本当に解決できるのか?が大事・
❹検証方法→実際にその事業をリリースして売ってみること。これに勝る検証はない。
まずはこの4つだけ考えればOK!!
⚪️ステージ2MVP期 仮説を実証し、投資判断ができる事業計画を立案する。
・試作品をつくり、仮説検証を行う
❶事業仮説を実証する
→ 確かに顧客がいることを証明しなければならない。
❷事業計画として成立させること。
1売り方の設定と値付けを行う
2コスト構造の見積もりを行う
3時間軸を入れてシュミレーションをし、将来的に儲かるという計算を成り立たせる。
⚪️ステージ3SEED期 実際に商売を成立させ、グロースドライバーを発見する
❶実際に商売を成立させる
❷グロースドライバーを発見する
⚪️ステージ4 ALPHA期 最初のグロースを実現する
・営業・マーケティングのアクセルを踏みまくる
・どんどん資金を投下していく
気をつけるべき3点
1CACの悪化→顧客を獲得するためのコストの低下
2組織の疲労・成長痛→情報共有の仕組みを作る。マニュアルや業務フローを整備し、型化していく。
3競合の出現
⚪️ステージ5BETA期 既存事業と比較が可能な最小規模まで到達する
成長率を落とさずに規模を拡大していく。
ガバナンス構築→セキュリティレベル・あらゆる規定の整備・マニュアルとルールを策定
ALPHA期は青春時代・BETAは社会人
⚪️ステージ6 EXIT期 新規事業としての枠組みを卒業する
■第5章 新規事業の立ち上げ方
ENTRY期〜MVP期
で大事なのは『顧客起点』であること
→アイデア・ビジネスモデル・技術でもなくまずは顧客中心に捉えて進めるかが大事。
新規事業立ち上げで大事なのは
『仮説・顧客』
仮説を顧客に持っていき、修正するのサイクルをひたすら回すのがこの時期にやるべき最優先事項となる。
それ以外の、確認・事例・調査・会議・資料などの要素を1つたりとも出現させてはいけない。ここが大きな落とし穴になる。
★300回顧客のところに行け。
顧客と仮説を300回回転させれば、どんな領域、どんなビジネスモデルに挑んだとしても、かなりの確率で新規事業案が導ける。
↓
スキル・才能・経験によらない誰でもできる、再現性可能な手法
★プロトタイピング(試作品)
→完成品にほぼ近いサービスを実際に作って定期する
検証可能な最小限の製品を提供する為の体系化をレベル6の手順にそって実施していく
・レベル1 paper(30秒)
ビジネス仮説を『コンセプトを表した30文字の日本語』にして想定顧客にぶつける
※レベル1は高速で作れる形にこだわる
・レベル2 アナログ(3時間)
手作業で問題解決する段階。
製品は作らない。
※人力での問題解決を模索する
本当に価値があるのかを擬似的に検証する
・レベル3 コンビネーション(12時間)
ありものを組み合わせる。他社製品。
Facebook・LINE・Twitter・Googleなどのサービスを活用して、擬似的な価値を提供する
・レベル4 オンリービジュアル(1日)
ありものの組み合わせ+表面上のデザイン
→サービス名・ロゴ・チラシなどはゼロから作成してみる
※裏側にはまだ何もない状態
・レベル5 プロトタイプ(4日)
この段階で初めて試作品に近いものを作る
→ただ、できる限り、作らなくて済む方法を考える
※ワードプレス.ペライチ・WIXなど
・レベル6 ミニマルバイアブルプロダクト(数日)
この段階で初めて必要となる機能を一通り作って試してみる。
→サービスの全てを作り込むのではなく、
検証すべき項目を検証するために限定した機能セットを作って提供する
それ以外は人力+組み合わせを残す。
↓
核となる重要な機能のみを作り価値提供できるかを検証します。
★いかに作らずにいかに高速に検証することが新規事業開発の要となる
★顧客のところに行くスキルを磨く
❶次に行くべく顧客対象を見つけるスキル
❷アポイントを獲得するスキル
❸ヒアリングによって深い情報を引き出すスキル
★儲かるシュミレーションができているか?を基準に昇格判断をする
■第6章 新規事業の立ち上げ方
SEED期
1番注意をするべきは
『サービスを世の中に出しただけの段階で、成果をあげた!と勘違いをしてしまうこと』
★気をつけるべきポイント
・リリース直後にマーケティングしない
↓
リリース直後はLTVにとことん向き合う
1人の顧客がどれぐらいの売り上げをどのぐらいの期間にわたってもたらしてくれるか?を把握する。
↓
いくらコンセプトや世界観が良かったとしても無駄になってしまう。
★リリース直後に1番大事なのは『最初の顧客の成功』
買ってよかったという体験が継続率やリピート率・購入頻度を高めより高い販売価格でも買ってもらえる体験を作り出す。
プライマリーカスタマー=イノベーター(常にその分野で新しい情報を採用する先進的な顧客)
↓
美容室23万件の2.5%は4000件のサロン1万人の美容師。の中から新しい情報が好きな美容師・美容室に徹底的にサービスを提供する。
★プライマリーカスタマーを見つける方法
❶身内や関係者ではないこと
❷営業されて『初めてその商品を知った』状態から購入に至ること
❸正規の価格を支払って買ってくれること
❹購入しただけではなく、購入後に確かに使ってくれること
❺使った結果『支払って良かった』と満足してくれること
↓
たった1人しかいないプライマリーカスタマーに出会うためのPDCAサイクルを回す。
❶チャネル
→効率や再現性は度外視をしてどんな手を使っても探し出す
❷コミュニケーション
→トークスクリプトやセールストークを回す。どのトークが刺さるのか?などを検証して磨いていく
❸カスタマーサクセス
→あらゆる手段を持ちいて顧客をフォロー&サポートしていく。
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