ChatGPTで超シンプルな《絵本》を簡単に作る方法
こんにちは。開いてくれてありがとうございます。
画像生成AIが登場したことにより、
誰でも簡単に絵本が作れるようになりました。
Youtubeなどで絵本の作り方を紹介する動画も多く出ていることから、
実際に絵本を作ってみた方もいるのではないでしょうか?
とはいえ、結構時間が掛かる作業ですよね。
しかも、本当に面白い絵本を作るとなると結構ハードルは高めです。
そこで、この記事では、
ChatGPT(GPT4)を使って超シンプルに絵本を作る方法を紹介します。
ぜひ、最後まで見てみてくださいね。
1.この方法で作れる絵本の完成イメージ
初めに、この方法で作成した絵本を紹介します。
「貯金が貯まらない」「誰も自分のことをわかってくれない」
日常の悩みに対するシンプルな解決策を教えてくれるような絵本です。
なかなか ちょきんが たまらなくても
おかねが かからない たのしみは たくさんある
あしたが ふあんで ねむれなくても
おいしい ホットミルクが のめる ひとときが しあわせだ
SNSをみて かなしくなってしまっても
しゅみに ぼっとうしている じぶんが すき
だれにも わかって もらえなくても
じぶんが わかって あげられる
このような絵本が作れます。
2.絵本を作る方法
では、前章で紹介したような絵本を作る方法を紹介します。
構成としては、
1枚目:日常の悩み(ビフォア)
2枚目:解決方法(アフター)
となっていて、それを表現するイラストをAIに生成してもらっています。
以下の4つのステップで簡単に作れます。
ステップ1
:ChatGPTに日常のよくある悩みを教えてもらう。
ステップ2
:悩みの解決方法を教えてもらう。
ステップ3
:「悩み」と「解決方法」のイラストを生成してもらう
ステップ4
:表紙のイラストを生成する
順番に解説します。
ステップ1:ChatGPTに日常のよくある悩みを教えてもらう。
まず、日常のよくある悩みをChatGPTに聞きます。
ステップ2:悩みの解決方法を教えてもらう。
以下のプロンプトを入力すると、「悩み」と「解決策」を出力してくれます。
#日常の悩み にステップ1で提案された悩みを1つ選んで記載します。
今回は「5.家族や友人との関係の悩み」を選んでいます。
以下のような結果が出力されます。
次に、この結果を参考にして、どんなイラストを描いてもらうか決めます。
例えば、
1枚目のイラスト(悩み)
「母親と喧嘩した。悲しい気持ち。」
2枚目のイラスト(解決方法)
「母親と一緒に楽しく食事した。ハッピーな気持ち。」
というような感じです。
ステップ3:イラストを生成してもらう
どんなイラストを描いてもらうか決めたら、以下のプロンプトを入力します。
:#キャラクターの特徴 に、絵本の主人公の特徴を記載します。
:#1枚目、2枚目のイラスト に、ステップ2で決めた内容を記載します。
背景は真っ白、もしくはイラストにマッチした背景を指定します。
すると、2枚のイラストが生成されます。生成されたイラストが以下になります。
イラストに対する文章は好きな文章を書いていきます。
おかあさんと けんかした
おかあさんが みかんゼリーを つくってくれた
1発では、気に入ったイラストが出ないことが多いです。
何枚かイラストを描いてもらって好きなイラストを選びます。
ステップ4:表紙のイラストを生成する
以下のようなプロンプトで絵本表紙が作れます。
生成された絵本の表紙
以上です。お疲れ様でした。
おわりに
いかがでしたか?
私は絵が壊滅的にヘタクソですが、
AIによってイラスト作品が作れるようになったことは、
楽しみが増えてとても嬉しく思います。
皆さんも、楽しい「AIクリエイト生活」を楽しんでくださいね。
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最後まで、読んで頂きありがとうございました。
以下の記事で、ChatGPTで4コマ漫画を描く方法を紹介しています。
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今回の記事は以下の絵本を参考にさせていただきました。
心温まるとても素敵な本ですので、ぜひ見てみてください。