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夢をかなえるゾウ4 シリーズで一番心に沁みました。【読書感想】

「夢をかなえるゾウがまた読める」
そう思うだけで、人生がわくわくする。
この自己啓発小説本は、そんな本です。


▪️余命宣告から「生と死」を考える
▪️人間が死ぬ間際に後悔することとは?
▪️夢を手放す方法もある…
▪️「死」と向き合う、考える。
▪️子育て中のお父さん、お母さんに
  読んでほしい本。


『読書感想』

読み終わって、心がじんわりしました。

シリーズ最高の一冊だと思います。

なぜか。

それは、テーマが「死」という

難しいテーマを扱い、

それでも前向きに生きよう

そんなメッセージに納得感を

持って辿り着けたからです。


死を扱うのは難しい。

現代は死は悪いもの、恐いもの

として遠ざけているように思う。

きっとこの本を読む人の中には、

主人公と同じような境遇の方もいる。

大切なひとを亡くした方もいるだろう。

その辛い現実をテーマとし、

小説として作品を世に送り出す。

受け入れられるのか?

それでも生きようと思えるものを

作ることができるのか。

こんなにも難しいテーマに挑戦し、

そして名作に仕上げた水野さん。

畏敬の念を抱かずには、いられない。


夢をかなえるゾウ、

文庫版で1、2、3、4と読みました。

読み終えてしまったことが悲しい。

でもまだ「0」が残っています。

0も文庫化されるかな?

「この楽しみはとっておきたい」。

文庫化されるまでその時まで、

0は読まないつもりです。

「夢をかなえるゾウがまた読める」

そう思うだけで、人生がわくわくする。

僕にとって、

この自己啓発小説本は、そんな本なんです。

『心に沁みた言葉』


人間が死に際に後悔すること
・本当にやりたかったことを
 やらなかったこと
・健康を大切にしなかったこと
・仕事ばかりしていたこと
・会いたい人に
 会いにいかなかったこと
・学ぶべきことを学ばなかったこと
・人を許さなかったこと
・人の意見に耳を貸さなかったこと
・人に感謝の言葉を
 伝えられなかったこと
・死の準備をしておなかったこと
・生きた証を残さなかったこと

「死の準備をするということは、
 充実した人生を送るということだ。
 人生の充実によって死の恐怖は和らぎ、
 安らかに死を迎えられるー」
 ロシアの文豪トルストイの言葉

松下幸之助
創立50周年式典のとき、
奥さんを壇上に上げて、
奥さん、長い間、どうもありがとうって、
社員たちの前で深々と頭を下げたんやで。

「働く」の語源が「傍を楽にする」
て言われるように、傍にいる人の苦労が
わかって感謝できるようになれば

世の中の人らの苦労をへられるサービスも
生み出せるようになるんやで。

身近な人に感謝を伝える。

平均して「2分45秒」の違いしかなかった。
人間は車を急がせれば
「時間を大幅に短縮できる」
という錯覚を起こすのだ。
結果、短縮できる時間はほとんどなく、
事故率だけが大幅に上げることになる。

周囲の期待と違う行動をとる。

夢をかなえることが「良い」と
されればされるほど、
夢をかなえてへんことは
「悪い」ことになる。

人間の歴史が始まって以来、
今ほど、個々の人間が
夢をかなえてへんことが「悪い」
とされる時代はあれへんかったで。

あきらめることは、受け入れること…

もし人間が、
「夢を手放したい」っ中“夢”を
持ったら、その方法も教えられんで。

闇があるところには必ず光も存在します。
どんなに厳しく見える現実にも、
いや、
厳しく見えるからこそ、
希望の光もまた強く輝くものであり、
ガネーシャは主人公に希望を
灯そうとしています。

すべての人の目的は
「幸せになること」であり、
夢をかなえることは、
一つの手段にすぎません。

両方のやり方を知り、
自分に合った方を選ぶ。
「夢のかなえ方」と「夢の手放し方」

他者の欠点を受け入れる姿勢を持つ。
そのための方法として、
・見る場所を変える。
・相手の背景を想像する。
・他人に完璧さを求めている自分に気づく。

現代人の考える「夢」とは、
「完璧な状態」を目指すこと
完璧な状態とは何か?
「これ以外ではダメだ」という、
他の何とも繋がっていない
「特別な状態」だ。

すべては同じものであり、
「自分は存在しない」
という悟りの世界。

我々「人間」にしかできない
尊いことがある。

あの言葉は、様々なものに形を変えながら
輪廻するこの宇宙が、たった一度の
「あなた」という形でしか
味わうことのできない、
経験の尊さを言っているのです。

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