フリーランスは辛いよ④「クライアントとの関係作り」
私は過去にお笑い芸人として活動した後、人材紹介会社やIT企業、メーカーの人事部で幅広く従事し、現在は人事コンサルタント兼WEB制作プロデューサーとして独立しています。そんな私が、フリーランスとしてビジネスを行う際のクライアント管理のポイントや関係作りについてお伝えします。
フリーランスだからこそ報告連絡相談
会社員時代に報告連絡相談と新入社員の頃は口酸っぱく言われました。これがフリーランスとしての関係作りのためにはより必要になってきます。
クライアントからの安心感もありますし、単純に評価をえられやすくなります。知り合いの営業コンサルタントは自分の商談を全て動画に残しクライアントに渡して信頼を得ていました。
報告はスケジュール管理が鍵
プロジェクトのスケジュール管理を徹底し、予定通りに進んでいることを報告することで、信頼関係を築くことができます。また、遅延が発生した際は速やかに連絡し、対応策を提案しましょう。
クライアントのニーズに合わせた提案を行う
クライアントのニーズを的確に把握し、それに合わせた提案を行う。これにより、クライアントがあなたの仕事に満足し、リピート率が高まります。言うのは簡単ですが、地道な下地作りが必要です。
例えば、網羅的な情報収集を心がける必要があります。
クライアントの業界や市場に関する情報を網羅的に収集し、最新のトレンドやニーズに対応できるようにしましょう。これにより、より適切な提案ができ、クライアントからの評価も高まります。
専門家こそ専門知識を研ぎ澄ます
フリーランスは基本的に今までの経験や専門家としての意見を求められます。そのため、チャレンジングな案件に関われず成長の機会を逃す場合も多々あります。クライアントの関係性の中、ストレッチな案件に参画させていただいたり、勉強会への参加やコミュニティで知見を広げる事がレベルアップに繋がります。そして得た深い専門知識を提供することで、クライアンのが得るインサイトを増やし、信頼関係を強固に築くことができます。
アフターフォローを徹底
プロジェクトが終了した後も、クライアントに対するアフターフォローを徹底しましょう。クライアントからのリピートが一番の仕事です。
一度対応したクライアントであればコミュニケーションにかけるコストが少ないですし齟齬が発生しにくいです。結果、効率よく時間単価をあげて仕事をする事ができます。クライアントが困った時にすぐさま提案ができる斜め上の立ち位置にいるのが非常に重要です。
フリーランスとして顧客管理リストは命綱のようなものです。クライアントとの関係がきれていくと自然と仕事がなくなり自滅します。
そうならないように、日々クライアントとの関係性を意識しながら、管理を行い適切にアプローチしていく事が求められます。
とは言え、人間同士です。肩の力は張りすぎず一緒に仕事ができる好きな人を増やすような感覚で適切に管理アプローチをしましょう。