
機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争という隠れた神作をご存知ですか!?
あなたは
機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
という作品をご存知ですか?
実はこの作品隠れた神作なんです
ということで今回はポケットの中の戦争に関して話していきます
あらすじ
一年戦争を少年の目線で描いたガンダムシリーズ初のOVAガンダムシリーズ初のOVA作品であり、「機動戦士ガンダム」の生みの親であり育ての親でもある富野由悠季総監督以外の手で初めて制作された作品でもある本作。 これまでの、ガンダムを操る側からの視点で描く手法ではなく、アル少年とジオン公国軍新兵のバーニィという2人の主人公を軸に、ガンダムを倒す側の視点で描いた意欲作となる。またその後のガンダムサーガに「裏面史」という作劇方法を確立させた先駆け的作品ともなっている。
ある日、少年は“戦争”と出会った―地球連邦軍とジオン公国軍による戦いが熾烈を極める宇宙世紀0079年末期。連邦軍の開発したニュータイプ専用モビルスーツ・ガンダムNT-1 アレックスを巡る戦いが、宇宙に浮かぶコロニー・サイド6で展開する。惹かれあいながらも、お互いの素性を知らぬまま戦うアレックスの女性テストパイロット・クリス、アレックスを狙うジオン軍の青年パイロット・バーニィ……。少年アルは彼らの戦いの目撃者となる。
富野監督以外で初めて制作されたアニメなので
いつものガンダムとは少し違いつつも、ガンダムらしい
そんな作品となっています
ガンダムの良さ
まず、ポケットの中の戦争を語るためには
この話をさせていただきたいです
あなたは「ガンダムの良さ」何だと思いますか?
僕の考えた良さは3つです
素晴らしい人間ドラマ
相対する人物の考え
微細なSF設定
どれも、ガンダムには無くてはならないもので、この3つがあるからこそ「ガンダム」と言えるのではないでしょうか
それが、このポケットの中の戦争では…
SFを捨てて「人間」を重視しました
この作品では、宇宙に行きません
さらに、この作品はファーストでアムロが戦っている頃の話なので、目新しいモビルスーツは出てきません
このように、SFを捨てたこの作品ですが…
ちゃんと「ガンダム」ではあるのです
なぜなら、ガンダムの特徴である「素晴らしい人間ドラマ」と「相対する人間の考え」がこの作品では現代版に上手く表現出来ているからです
例えば、ガンダムでは「アムロ」と「シャア」という相対する考えの人物がいますよね?
それが、ポケットの中の戦争でもあります
この作品では、主人公「アル」の校長とアルの友人になった青年「バーニー」が相対する考えとして作られています
少し、この二人の考えを見ていきましょう
以降ネタバレ含みます
校長
「戦争で多くのものが失った
戦争は絶対に良くない」
この考えは現代人に近いですね
戦争は良くない
と言いつつも、実は校長はアルに比べてあまり失ったものが少ないんですが
バーニー
「この戦争をする理由は自分のためで 復讐心などはない」
バーニーはこれから倒そうとしている敵に味方を殺されているのですが、復讐のため戦おうとするのではなく
「自分の逃げない生き方に反しないため」に戦おうとしたのです
そう考えると、校長のようにただ「戦争は良くない」と考えるのは浅すぎる気がしますが…
それでも、最終的にバーニーを失ったアルは戦争の悲惨さを知ってしまった
どちらが正解だったのか
そんな「葛藤」に包まれ、ただ、アルは泣くのでした…
おすすめ
ガンダムって、難しくて観ることの出来ない方が多いと思いますが、この作品はとっってもわかりやすく作られているので、本当におすすめです
気軽…かはわかりませんが、
「ガンダムの良さ」を初めて知るにはとても良い作品だと思います
繰り返し言うことになって申し訳ないですが…
本当におすすめです
ぜひ観てください