1月12日締切 小中学生対象「こども海の文学賞」作品募集中
昨年から始まった、「こども海の文学賞」をご存知ですか?
主催の「明石おさかな普及協議会」さんは、明石市公設地方卸売市場内の卸業者、仲卸業者、市場と取引している小売店で構成されている団体で、明石浦でとれる水産物を地元のみならず、全国の皆さんに知ってもらい、おいしく食べてもらうための活動をしている団体です。
「こども海の文学賞」は、明石おさかな普及協議会さんを中心に、子どもたちに明石をはじめとする「海」への興味や関心を抱いてもらい、同時に、文学への興味や関心、創作意欲などを持ってもらう機会を作り、さらには、子どもたちの感じる「海」を大人が知る機会として、これからの「海づくり」の一助になることを目指して創設されました。
小学生・中学生が対象で、
「海」をはじめ、海に関連した「魚」、「料理」、「遊び」、「旅行(船旅)」、「風景」、「スポーツ」「イベント」「働く人」などをテーマとした、
ノンフィクション作品(「観察記録」、「レポート」、「体験記」など)を募集しています。
第1回の最優秀賞に選ばれたのは、なんと、小学1年生(当時)三和倫太郎さんの作品「明石うらぎょきょうのたんけん」!
生き生きとした市場の様子が目に浮かび、一緒にワクワクしてしまう、そんな作品になっています。何より、明石浦の魅力がたくさん詰まっていて、このまま、絵本にしてしまえば良いのに、と勝手に思ってしまうほど。
最優秀賞をはじめ、受賞作品については、ホームページで読むことができるので、ぜひ参考にしてください。
ここまで読んで、作品を書いて応募してみたいと思った方、1月12日必着なので、下記要項を読んで挑戦してください!
明石浦での競りはほとんど活魚で行われ、ほとんどの魚が活魚で船から直接競りの時間に合わせて水揚げされ、そのままプールのような大きな活魚水槽に入れられて、競りにかけられます。明石の海でとれた海産物は「まえもん」と呼ばれています。
活魚を入れるためのこれだけ大きな水槽があるのは明石浦だけと言われていて、さらに、抜群の鮮度を保つための「明石浦〆(じめ)」という、明石浦ならではの特別な技術があり、それだけ、明石浦の方々が、魚の鮮度やおいしさを大切にしていることがわかります。
三和さんの作品にも出てくる、明石浦漁業協同組合の戎本(えびすもと)組合長は、日本有数の豊かな漁場である明石の海を守り、魚のために海を耕す活動「海底耕耘プロジェクト」で、農林水産大臣賞を受賞しました。
「海底耕耘 かいていこううん - 海を耕す - 」
ちなみに、ここまで読んでいただいて、明石浦に興味を持った方、ぜひ読んでいただきたい書籍があります。
金山さんが担当された書籍、その名も「あかし本」 。
私もお二人に会ったその日にポチッと注文して翌日入手して読みました。
明石の街の魅力、人々の思い、そして漁業について、熱い思いのもと、まとめられています。
この1冊を読むと、明石の街やそこで生活する皆さんの魅力だけでなく、何より編集者としては、「文章力、編集力すごっ!」って思ってしまう1冊です。ぜひ読んでください。
そして全国の小中学生の皆さん、ぜひとも「こども海の文学賞」にご応募ください!
最優秀賞には、図書カード2万円分と明石鯛❗️
優秀賞には、図書カード1万円分と明石産品が贈られます‼️