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1月12日締切 小中学生対象「こども海の文学賞」作品募集中

 昨年から始まった、「こども海の文学賞」をご存知ですか?

「こども海の文学賞」に携わっている金山さん

 主催の「明石おさかな普及協議会」さんは、明石市公設地方卸売市場内の卸業者、仲卸業者、市場と取引している小売店で構成されている団体で、明石浦でとれる水産物を地元のみならず、全国の皆さんに知ってもらい、おいしく食べてもらうための活動をしている団体です。

 「こども海の文学賞」は、明石おさかな普及協議会さんを中心に、子どもたちに明石をはじめとする「海」への興味や関心を抱いてもらい、同時に、文学への興味や関心、創作意欲などを持ってもらう機会を作り、さらには、子どもたちの感じる「海」を大人が知る機会として、これからの「海づくり」の一助になることを目指して創設されました。

 小学生・中学生が対象で、
」をはじめ、海に関連した「」、「料理」、「遊び」、「旅行(船旅)」、「風景」、「スポーツ」「イベント」「働く人」などをテーマとした、
ノンフィクション作品(「観察記録」、「レポート」、「体験記」など)を募集しています。

 第1回の最優秀賞に選ばれたのは、なんと、小学1年生(当時)三和倫太郎さんの作品「明石うらぎょきょうのたんけん」!

 生き生きとした市場の様子が目に浮かび、一緒にワクワクしてしまう、そんな作品になっています。何より、明石浦の魅力がたくさん詰まっていて、このまま、絵本にしてしまえば良いのに、と勝手に思ってしまうほど。

 最優秀賞をはじめ、受賞作品については、ホームページで読むことができるので、ぜひ参考にしてください。

 ここまで読んで、作品を書いて応募してみたいと思った方、1月12日必着なので、下記要項を読んで挑戦してください!

応募方法
応募:無料
募集期間:2023年7月17日(月・祝)~2024年1月12日(金)必着 

小学生の部
400字詰め縦書き原稿用紙2枚~20枚以内
中学生の部
400字詰め縦書き原稿用紙3枚~40枚以内
※作品の枚数が選考(審査)に影響することはありません。
※パソコンなどで原稿を書く場合は「ページ設定」で、(1)用紙A4サイズの横向き、(2)縦書き、(3)文字数を20字、(4)行数を20行に設定してください。

応募の準備
(1)題(作品)名、(2)作者名(本名またはペンネーム)、(3)学校名、(4)学年、(5)枚数、(6)住所、(7)保護者氏名、(8)電話番号、(9)国名(海外応募者のみ)、(10)この賞を知ったきっか け、
を記載した表紙を作成してください。
(別紙「表紙サンプル」をご利用いただいても 結構です。)
郵送で応募される場合は、作品本文のページ右上にページ番号を記入し、「表紙⇒本文」の順に並べてクリップや紐などで綴じてください。(表紙はページ数に含みませ ん。)

応募時の注意事項
・1人1作品の応募に限ります。
・家族や学校の先生などが手伝ったものは、応募できません。
・作品は、読みやすく、はっきりとした大きな字で書いてください。
・作品は、日本語で書かれた未発表のオリジナル作品に限ります。他の文学賞に応募・入賞された作品は受付けません。(受賞後に判明した場合は、受賞を取り消し、賞(実費)の返還を求めることがあります。)
・パソコンを使用する場合は、印刷用紙に枠線をつけないでください。
・両面印刷はしないでください。
・作品の内容が、プライバシーの侵害、他の人が傷つくようなことが無いように注意してください。
・他人の文章を許可なく、勝手に使ってはいけません。使う場合は、「」で囲んだり、段落を落としたりして、自分の文章と他人の文章の区別がつくように工夫してください。また、どこから用いたのかも必ず書いてください。
・事務局が受付けた後の作品は返却できません。必要な方は、あらかじめコピーを取ったうえで応募してください。
・事務局が受付けた後の作品の訂正などはできません。
・事務局に作品が届いたかどうかのお知らせは行いません。また、電話等でのお問合せにもお答えすることはできません。
・事務局に作品を直接持参していただいても、受付けることはできません。
※確実に作品の到着(未着)を確認されたい方は、必ずレターパック等の配達状況 が確認できる方法でご応募ください。
※上記以外の方法やメールでの送信による場合で、配達や機器等のトラブルのた め作品が未着となったときの責任を事務局は一切負うことができませんのでご了 承ください。
・選考に関する内容についてのお問合せには、一切お答えできません。
・応募された方の個人情報は、この文学賞のみで使用し、それ以外で使用することはありません。応募の決まりを守って、みんなで楽しい文学賞にしましょう。(応募の決まりを守っていな い作品は、受付けることができない場合があります。)

提出先
郵送の場合

〒673-0044 明石市藤江2029-1
明石おさかな普及協議会「こども海の文学賞」係
※応募は郵送
又はe-mail(bungaku@akashi-osakana.org)で
提出

 明石浦での競りはほとんど活魚で行われ、ほとんどの魚が活魚で船から直接競りの時間に合わせて水揚げされ、そのままプールのような大きな活魚水槽に入れられて、競りにかけられます。明石の海でとれた海産物は「まえもん」と呼ばれています。

 活魚を入れるためのこれだけ大きな水槽があるのは明石浦だけと言われていて、さらに、抜群の鮮度を保つための「明石浦〆(じめ)」という、明石浦ならではの特別な技術があり、それだけ、明石浦の方々が、魚の鮮度やおいしさを大切にしていることがわかります。

 三和さんの作品にも出てくる、明石浦漁業協同組合の戎本(えびすもと)組合長は、日本有数の豊かな漁場である明石の海を守り、魚のために海を耕す活動「海底耕耘プロジェクト」で、農林水産大臣賞を受賞しました。

戎本組合長

「海底耕耘 かいていこううん - 海を耕す - 」

 ちなみに、ここまで読んでいただいて、明石浦に興味を持った方、ぜひ読んでいただきたい書籍があります。

 金山さんが担当された書籍、その名も「あかし本」 。

「あかし本」と担当された金山さん

 私もお二人に会ったその日にポチッと注文して翌日入手して読みました。

 明石の街の魅力、人々の思い、そして漁業について、熱い思いのもと、まとめられています。

 この1冊を読むと、明石の街やそこで生活する皆さんの魅力だけでなく、何より編集者としては、「文章力、編集力すごっ!」って思ってしまう1冊です。ぜひ読んでください。

  そして全国の小中学生の皆さん、ぜひとも「こども海の文学賞」にご応募ください!

 最優秀賞には、図書カード2万円分と明石鯛❗️
 優秀賞には、図書カード1万円分と明石産品が贈られます‼️


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