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感謝の種をまけば感謝の花が咲く
本校野球部が11年振り3回目の甲子園出場を果たしてくれました!
本当に嬉しくて子どもたちに心から感謝しています。
本校で発生した大規模クラスターから3年…
「感謝の心が人を育て、感謝の心が自分を磨く」を掲げて、みんなで力を合わせて走ってきました。それはあらゆることに感謝するという「感謝の種まき」を続けるという歩みでもあったと思います。
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1)丸山知事、上定市長の来校に感謝!
甲子園出場に際して丸山 達也 島根県知事や上定 昭仁 松江市長がわざわざ学校に訪問して子どもたちを激励してくださいました!
「丸山知事と上定市長が学校に激励に来られる」そう聞いた時は驚きました。
「本来なら表敬訪問すべきなのに…」
お忙しいのに時間を作っていただいた丸山知事や上定市長のお心遣いに感謝すると共に、丸山知事に3年前の「感謝」を直接伝えることができました。
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丸山知事、本日は大変お忙しい中、野球部の激励にお越しいただき学校を代表して心より感謝申し上げます。
まずは3年前に本校で発生した大規模クラスターの際に、知事をはじめ島根県健康福祉部、総務部、島根県の職員の皆さまに本校の危機を救ってくださいましたことを、あらためましてここに厚く御礼申し上げます。
同じように上定市長にも3年前の感謝を伝えることができました。
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上定市長、本日は大変お忙しい中、野球部の激励にお越しいただき学校を代表して心より感謝申し上げます。
まずは3年前に本校で発生した大規模クラスターの際に、松江市保健部をはじめ松江市の職員の皆さまに本校の危機に際して献身的に支えてくださり、子どもたちを救ってくださいましたことを、あらためましてここに厚く御礼申し上げます。
当時はコロナウイルスに関して未知のことも多く、中には心ない声が学校に寄せられる中で、丸山知事はじめ島根県の職員の皆さま、松浦前市長はじめ松江市の職員の皆さまは私たちを守ってくれました。その感謝の気持ちを今回の甲子園出場報告と共に伝えることができました。
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2)感謝の種をまいていこう!
3年前、激動の渦中の中で、教職員も保護者も子どもたちを守ろうと必死でした。「子どもたちの学校生活や部活動に情熱を捧げる大切な日常を取り戻すんだ!」と学校再開に昼夜を分かたず精一杯取り組みました。
あの時自粛が長引く中で、私は次のようなメッセージを全校生徒に発信しました。
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世の中には、誰かを攻撃する人がいて、今度はその攻撃していた人を攻撃する人が出てくる。心無い言動は本当に悲しいことです。本校の生徒の皆さんは、誰かを責め批判するよりも「支えてくれる家族や支援してくれる心ある人に感謝を深める人」になってもらいたい。大切な日常を取り戻したら、これから「どのように恩返しの人生を送れるか」みんなと考えていきたい。
『困っている人は助け、病を患っている人はいわたり、快復を祈る』という人として当たり前のことの出来る人になってもらいたい…
多くの支援をしてくださった人に感謝をしながら、しっかり休養し再開に備えてください。誰も責めてはいけません。
心ある島根県の皆さま、松江市の皆さまをはじめ、全国各地から心温まる支援がたくさん集まり、学校が再開すると子どもたちは「感謝の心が人を育て、感謝の心が自分を磨く」をスローガンに掲げて活動をするようになりました。
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心を感謝の思いで満たしていこう!
感謝の種をまいていこう!
苦しい経験を乗り越えた私たちだからこそ、感謝を忘れず努力していこうと思えるようになりました。
3)本校を選んでくれた子どもたち
今回、甲子園出場を決めてくれた3年生は、その翌年に本校を選んでくれた子どもたちです。
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立正大淞南への入学を躊躇しても仕方ない状況のなかで、入学してきてくれた3年生を『立正大淞南を救ってくれた恩人』という教員もいます。
本校を選んでくれた…
立正大淞南に来てくれた…
だからこそ『立正大淞南に来て良かった!』と思ってもらえるように、誠心誠意お世話したいとその教員は言います。
それは全教職員も同じ気持ち…
それだけに今回の優勝は本当に嬉しくて、子どもたちに心から感謝しています!
そして感謝の思いが学校全体に広がり、さらに多くの人への感謝の気持ちが湧き上がってきます。
まとめ
本校には「誰かのために何ができるか」を常に考え行動するという校風があります。この本校の教育が子どもたちの心の成長、心を豊かさを育み、立正大淞南の粘り強さを生み出しているのだと思います。
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これからも「誰かのために自分は何ができるか」という考えを大切に、子どもたちの良いところ(個性)を伸ばしながら、世の中を良くしていく有為な人材の育成に取り組んでいきたいと思います。
みんなで「感謝の種まき」を続けていきながら…
ひまわりの種をまけばひまわりの花が咲くように、
感謝の種をまけば感謝の花が咲くに違いありません。
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