【読書記録】CHANCE
今回は【CHANCE】についての要約と紹介を行いたいと思います。
・本の概要
サラリーマンになるのはいやだ! と独立を志し、いろいろな事業を試みては、失敗を繰り返す泉卓也は、中古販売業を行っていた中、
ある日偶然、フェラーリに乗る弓池という成功者と出会う。
なぜ自分はいままでうまくいかなかったのか? どうすれば成功者の仲間入りができるのか?
人生で成功するということはいったいどういうことなのか?
数々の試練を乗り越えながら、弓池から多くを学び取っていった卓也が導いたその答えとは……?
本書の構成
1.出会い
2.奪い合う競争の世界
3.2つの課題
4.人生は自分の考えた通りになる
5.人生の目的を見つける
6.訪れたチャンス
7.人生のすべては順調に進んでいる
8.許しの学び
9.成功の上昇気流に乗る
10.富と名声に満たされた日々
11.成功者からの贈り物
あとがき
・本から学べること
・成功とは?
人生において成功するためには4つの領域が必要だとされています。
①経済面:ビジネスや投資など金銭面
②健康:精神的にも肉体的にも健康
③愛情:家族や友人との関係
④精神:人格や感情、心理面
大切なのは、上記の中で何一つかけてはいけないということです。
ただ、多くの人はお金が全てと思い込み本当に大切にすべきことを見失っていしまうとされています。
そしてこれからの事は全て相関関係になっています。
この4つが全て満たされ、初めて成功者という事が出来ます。
その為には「成功者の真似」をするのです
自分が例えまだ成功者と呼べるような状況でなくても、成功者ならこうするかもと考え行動していくのです。
・何をするかより誰とするか
ビジネスで大切なのは、パートナーです。
何をするかよりも誰とするのかの方がずっと重要とされています。
従業員を雇うということは、自分の代わりにお客様に接する人を選択する事になります。適切な人を選ぶことが出来れば自分の仕事が楽になるのは勿論、場合によっては自分よりもいいものを与えてくれることもあります。
一方ミスをしてしまえば、自分にも会社にも大きな損害を与えることになってしまう、、、、、、
そこを見極めるの採用の面接でしっかりと相手に質問をすることが重要です。
例えば、「あなたはどんなひとですか?」という質問に対して自分を悪く言うような人はいないです。
そこで質問を客観的に聞けるようにするのです。「あなたは周りからどんあ人と言われますか?」
客観的な質問は、その人の感性を試すことができ普段から相手の立場に立って考える事が出来るかどうか知る有効な質問とされています。
そして、成功したいなら私たちは素直になる必要があります。
自分が何者でもないにも関わらず、めんどくさそうだからやらないではなく、なるほど、まずはやってみようと受け入れる事が重要です。
そして日々の学びをしっかりと吸収していく為に、「メモ魔」になるのです。素直に謙虚な姿勢と、相手の話を尊重、大切にするためのメモ魔になるのです。
・印象に残った言葉
「決めて、狙って、打つ」
明確な目標を設定し、どうすればその目標はどうすれば実現可能なのか見極めて狙い、思いついたらすぐに行動して打つことが大切ということです。
目標を決めて行動すると、自分を応援してくれる人が協力してくれる、支えてくれるようになることもあるため、自分に対しての価値、ファン化することでより付加価値を高めていけるのではないでしょうか。
「投資が先で消費が後」
投資とは、将来お金を生み出すために使うお金。例えば今後役立つ資格を取得することも投資と言えます。
消費とは、後々お金を生まないものです。ご褒美に何か買うモノやなどは消費とも言えます。
不労所得を作っていく上で消費は抑えた方が有効だというのは言うまでもないですね。
「成功するコツは一番近くにある小さなハードルを目標にしていくことだ」
目標を達成するって考えると遥か遠くじゃないか、、、、と思う事もあるかもしれないです。目標を達成する最短距離はあっても決してすぐに達成できるものではないと思います。
1つ1つ自分でクリアしていく結果が目標の達成に繋がっていくのではないでしょうか。
・最後に
成功ってなんなのだろうか?
それは人によって違います。にも拘わらず人の目を気にして人にとっての成功が自分の成功ではと思ってしまうかもしれません。
それは間違いなくちいます。
自分にとっての成功をしっかりと定めておくことが何よりも重要です。
日々色々な出来事が起きて。色々な出会いがある毎日。
毎日の出来事は私たちにとって必要だから起きるのです。
苦しい事も、嬉しい事も、日々私たちはそんな感情に、出来事に向きあっていく必要があります。
そしたらきっと凄く魅力的で幸せな自分になっていけるのではないかなと思います。