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毎日コツコツ料理暮らし その33 「春のトマト、夏のトマト」

トマトといえば、夏のイメージが大半かもしれませんが、最近ではスーパーで春の2月後半から3月にかけてトマトフェアをしているのを見かけるかと思います。

トマトの旬は夏だけでなく春もなんです。

春先のトマトはトマトの原産地のアンデス山脈の高いところの気候と似ているために、トマトにとって過ごしやすいのです。味が濃縮されているのも特徴で、甘味や酸味もしっかりとしています。

夏場の場合、トマトの栽培は雨との戦いとも言われています。雨が降るとトマトの水分量が一気に増えるために、水っぽくなったり、水分量が多くなりすぎて耐えきれなくなって、皮が破れるなんてことになります。夏場はとくに夕立、台風なども多いために水分コントロールが難しくなるために、収穫のタイミングがとても重要になってきます。

トマトには水分をできるだけ減らして栽培するというようなことを聞いたことがあるかもしれませんが、味が濃縮したトマトができますが、トマトの木の部分がダメになってしまい、トマトの数も少なくなってしまいます。先ほども言いましたが、水分コントロールと土壌の管理がとても重要となってきます。

トマトの種類もたくさん増えています。知り合いの飲食店ではトマト13種類のサラダなども出しており、ホールのスタッフさんがトマトの名前と見た目を覚えるのに大変そうでした笑


春先のトマトは、味がしっかりしているので、シンプルに冷やしトマトにして塩とオリーブオイルをかけたり、パスタに入れたり、肉じゃがにいれて洋風にしてみるなども良いかもですね。


春先トマトと卵の炒め物

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春先トマトを使った、簡単な炒め物です。トマトを炒めるのは中華料理ではよくあります。ぜひ、作ってみてください!春に旬なレタス類と合わせるのもオススメです!

トマトを食べやすい大きさに切ります。

ボウルに卵を3つ割り入れて、醤油を大さじ1/2いれて混ぜます。

フライパンにごま油を入れて、強火で少しゆげが出てきたら、トマトを入れてさっと炒めます。火が上がる場合がありますので注意してくださいね。

そこに溶き卵を入れて、さっと和えて半熟くらいで火を止めて、お皿に盛り付けたら完成!味が薄ければ塩をかけてください。お好みでネギなどかけて。



大阪中心で有名な万代というスーパーでは、ミニトマトの詰め放題をよく利用していました。今はやっているかどうかわかりませんが、6種類くらいのミニトマトが選べて楽しめました^^

小学生の時はミニトマトを食べて、中のゼリー状のところが飛び散って、ミニトマトの呪いって言いながら、飛び散らかしていたようなことを思い出しました笑

ゼリー状のところが少ないトマトの品種で、サンマルツァーノというのがあります。みなさん、知らず知らずに食べていることが多くある品種でして、トマトの缶詰にはサンマルツァーノ種がよく使われます。ゼリー状が少なくて、形も細長い形をしています。生食よりも加熱をすると美味しくなるトマトの品種です。あまりスーパーなどでは出回ることはないのですが、トマト缶ならほとんどのスーパーで売られているので、トマトの品種の中でもかなりの量を食べられている、裏の番長的な存在かもですね^^

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トマトは昆布と同じうま味成分である、グルタミン酸が含まれています。和食は昆布でうま味、イタリアンではトマトでうま味を使っているなんてことも言えるかもですね。トマトケチャップを少しだけ料理に使うと、うま味成分をおぎなうこともできます。裏技的に使ってみてくださいね!







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