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毎日コツコツ料理暮らし その17 「美味しいパスタの作り方・パスタの種類編」

料理教室などをしていますと、パスタの茹で方でばらつきがあったりします。パスタの袋に塩の量を書いていますが「少量」などの表記になっており、どれだけ入れたら良いのかわからなくなりますよね。塩の量もですが、パスタにもたくさん種類があって1.2ミリや1.6ミリや色々あって、何に使えばいいの?ってなっているかもしれません。美味しいパスタの作り方について何回かに分けて、パスタの料理の基本を紹介していきます。今回はパスタの種類編です^^


ロングパスタ(乾麺)

パスタにも色々な種類がありますが、一般的に日本で流通されていて、飲食店でパスタといえば、ロングパスタになると思います。

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ロングパスタは1.0ミリから1.9ミリの円形の断面のがあります。

スパゲッティーニと呼ばれるのが1.2ミリから1.9ミリの円形の断面で、断面が大きくなると茹で時間も長くなります。早く茹でて食べたいというせっかちさんは、1.2ミリが良いかもですが、パスタのソースによって使い分けるというのがあります。今回は簡単に説明しますが、

オイル系(アーリオオリオ・ペペロンチーノなど)は、1.2ミリから1.5ミリくらい

トマトソース系は、1.4ミリから1.6ミリくらい

クリームソース系1.5ミリから1.7ミリくらい

ナポリタン1.6ミリから1.8ミリくらい

※オススメなので人の好みもありますので、目安にしてみて色々と自分の好みを見つけてみてください!

など分けて使ってみると、味わいも変わってきます。断面が大きくなるとソースの絡み具合が変わってくるのと、食感が変わってきます。その辺も考慮していろいろと使い分けてみましょう!


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1.0ミリから1.1ミリの断面で円形なのがカッペリーニと呼ばれており、冷製パスタやパスタサラダなどに使われます。断面が小さい分、早く茹でれますが冷やして食べるなら、一般的にアルデンテという1分から30秒くらい、パスタの茹で時間の基準よりも早めに茹でるというのはしないのがオススメです。炭水化物類は冷えるとかたくなっていくのが多く、ご飯も冷やご飯がかたくなるのをイメージできるかと思います。なのでカッペリーニは冷やして使う場合は、基準時間か少し長めの時間茹でて柔らかいかも?ってくらいで、冷やしたらちょうど良いくらいになります。


他にロングパスタで断面が円形ではなく、楕円形のリングイネというものもあります。楕円形になっている分、ソースと絡みやすくなっておりトマトソース系・クリーム系などと相性が良いです。


ショートパスタ(乾麺)

ロングパスタがあれば、ショートパスタがあります。

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↑左から時計回りに、フリッジ(古いイタリア語で「ライフル」という意味)、ペンネ(イタリア語で「ペン」「羽根」という意味)、カヴァタッピ(イタリア語で栓抜きという意味)など、他に貝殻というイタリア語の意味をもつコンキリエなど、ショートパスタの種類は何百種類もあり、イタリアの火山の「ヴェスヴィオ」の名前をそのまま使ったショートパスタなどもあります。


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↑ショートパスタで可愛らしいのが「蝶」という意味をもつ、ファルファッレです。クリーム系やトマト系のソースと相性が良いです。

ショートパスタは基準の茹で時間よりも長くかかってしまうことが多い感じがします。基準の茹で時間で一度試食してかたければ長く茹でてください。

パスタはたくさんの色々な種類があります。今回はパスタの種類と紹介しました。次回は、パスタの茹で方編を紹介します。お楽しみにしててくださいね!

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