毎日コツコツ料理暮らし その18 「美味しいパスタの作り方・パスタの茹で方編」

毎日コツコツ料理暮らし その17 「美味しいパスタの作り方・パスタの種類編」に続いて、今回はパスタの美味しい茹で方編です。


パスタを茹でる時にも注意するポイントがいくつかあります。ぜひとも、パスタを家でも美味しく作っていただけたらと思います。

パスタの茹でる塩の量

パスタを茹でる時の塩の量は、1人前なら2リットルくらいの水で茹でれると思います。茹でる水に対して1.2%前後の塩を加えるのがオススメです。家でいつも使っている鍋に最初は水と塩をはかって目安を見つけておくと、次回から簡単ですし、塩水を作って結構しょっぱいくらいだと思ってください。茹で上がってそのまま食べても塩味が効いて美味しいくらいが目安です。ある有名料理人は、かなりの量の塩を入れて、あとでお湯や水で塩を洗い流してパスタを引き締めて食感をよくするなど、茹で方にも色々とあります。
もし、パスタソースに味がしっかりと入っているなら、茹で水に入れる塩を減らしてみてください。目安の塩は、オイル系などで茹で汁を使って味を整えるというのには一番最適です。塩味は味の架け橋の効果もあります。それぞれの食材に塩味がついていると、味が馴染みやすくなります。ただ、どちらもしょっぱいくらいになると意味がないので、何を味の中心にするかも考えて良い塩梅を見つけてくださいね!

パスタ(乾麺のロングパスタの場合)の茹で方


簡単にパスタの茹でるコツと流れを紹介します。
鍋はなるべく深みのあるのも良いですが、直径が広くてある程度深みのあるフライパンなどでも茹でやすいです。もし家の鍋が小さいのなら、パスタを半分に割って茹でても良いです。

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茹でる前に事前に水につけておくと、生麺のようになってきます。1時間から2時間くらいで茹でると、生麺のような食感になり、茹で時間も1/3くらい時短が可能です。家に、麦茶など入れる長細い容器などあれば、ロングパスタを入れて水を入れておくのに適しています。この方法なら、小さい鍋でも可能です。


乾麺のロングパスタを茹でる流れ

1.鍋に水と塩(茹でる水に対して1.2%か、味見してしょっぱいくらい)を入れて、沸騰させる。同時かもしくは、コンロが1つの場合は、先にソースをパスタが茹で上がって絡めるまで仕上げておく。

2.沸騰した鍋にパスタを入れる。

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↑上の写真のようにパスタを広げると、ガスコンロの場合は鍋のふちのパスタが焦げやすくなります。これをふせぐ方法は、パスタを少しの間持って、少しずつ柔らかくなってくるにつれて鍋に入れていくというのがオススメです。火傷には注意してくださいね!
少しだけ、オリーブオイルを入れると風味づけとパスタ同士がくっつくことが防げます。


3.最初の間はトングや菜箸で混ぜて、パスタ同士がくっつかないように混ぜます。火加減はパスタが沸騰で見えなくなるくらいではなく、パスタが見えるくらいの沸騰で茹でてください。


4.アルデンテに茹でましょうというのがありますが、アルデンテとは「歯ごたえが残る」というような意味があります。料理は食感が味と一緒なくらいに重要です。パスタのソースが美味しくてもパスタがうまく茹でれてなければ台無しですし、パスタを茹でたことがある方は、茹ですぎていつもよりも美味しくないなんてことがあったかもしれません。パスタの食感を残すようにアルデンテに茹でるには基準茹で時間の1分から30秒前で鍋から取り出すのが目安です。実際に味見して食感を確かめるのがオススメですね。この目安は大量にパスタを茹でる場合は、変わってくるので量を茹でる時には、味見を必ずしてみてください。


もし、パスタに茹でた野菜など入れたい場合は一緒に茹でてもかまいません。茹で上がりの時間を逆算し、パスタの茹でる時間と合わせて入れましょう。
パスタのソースの種類によっては、ある程度アルデンテにしてソースと一緒になった時にちょうどいい感じになるようにするというのも必要な場合もあります。ソース編は別でやりますので、またご覧ください!


ショートパスタの場合は、形が入り組んでいるものなら、茹で汁が残ってしょっぱくなる場合もあります。茹で終われば一度しっかりと茹で汁をきるようにすると、味のブレが少なくなります。

パスタによっても茹で加減が変わってくるので、一度少し茹でてみて検討してみるのもオススメです。

次回は、パスタのソースの基本編を紹介しますのでよろしくお願いします^^


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