【山崎さんへ:101ページ目】「誠実でいたい」誕生秘話!
春っぽい表紙画像にしてみましたが、今日は寒かったです…
来週から3月なんて、早すぎます。。
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今回は、長くなりました笑
私が誠実でありたいと思うのは、そういう自分や相手が好きだからなのですが、ではなぜそう思うのかなと考えてみて、私は自分の日々を意味があるものにしたいからかなと思いました。
うまく表すのが難しいですが、誠実でいなかったら、私にはその時間は空虚なものに感じられます。
その場でただ楽しかっただけ、その場をただやりすごしただけで、それでいったい何が残るのか?何を得られるのか?と思ってしまう
私にとって心からの幸せとか充足は、自分の本当の考えとか言葉が何か作用した時に生まれるものなんだなと思います。
そしてそういう考えがどこから繋がっているのかというと、今の私の人生観とか生き方は、大学4年間(から今も関わり続けているので足掛けもう7年!)の部活の経験から形作られている部分が大きいです。
ちょこちょこ書かせてもらっている話ではあるのですが、この機会にたっぷりとわたしのバスケ部史を語らせてください笑
■バスケ部に入ったきっかけ
私の大学は体育会に全く熱心なところではなく、学内でもちゃんと活動しているのは私のいたバスケ部くらいでした。
私も当初は大学でガチバスケをやるつもりは全然なかったのですが、見学だけでもと誘われて見に行った試合で先輩の真剣さに心が震えて、その後の新歓お食事会で先輩達の人柄が大好きになって、すぐに入部してしまいました。笑
それこそ、先輩たちの想いに触れたからとても魅力的に感じたんだなと思います。
他にもサークルの見学に行ったりしましたが、バスケ部にはその場で楽しいだけではないバスケやチームに対する強い想いがあって,私はやっぱりこんな人たちと一緒に努力する時間を共有したいと思ったし、こういう場所で必要とされたら充実を感じられるだろうなと思ったのを覚えています。
■大学の部活が大変だったこと
中学高校では皆何かしら部活に入っているのがスタンダードでその中でバスケを選ぶ、という感じでしたが、
大学ではもっと広く時間の使い方の選択肢がある中で,自分で部活の時間を選ぶことになります。
部活のせいで他のことが全くできないわけではないですが、ぽんぽん海外旅行に行っている周りの友人を羨ましく思うこともありました。
さらに、3部昇格という高めの目標を追いかけるために,コーチや卒業したOGも練習に来てくれていました。
学生の立場で社会人を巻き込むこと、対等に関わることの大変さに何度もぶつかりました。
自分も社会人になった今では、あの頃何を怒られてたのかがよく解ります笑
■バスケ部の信念
チームの目標は3部昇格と、歴史あるチームをこの先も繋いでいくことでした。(実はもう80代のOGさんとかもいたりします。)
3部昇格を目指すにはOGの協力と毎年の新入部員の戦力が必要だったし、あの大学でチームを体育会として繋いでいくには3部という目標を追うことが必要でした。
この2つがバスケ部の軸で、これを目指してベストを追い求めることとはどういうことなのか、自分に何ができるのか、考え続けて悩み続けた4年間だったなあと思います。
納得できる答えなんてなかなかなくて、今も続いてますけどね笑
■私が後輩に伝えたいこと
本当にいろんなことを学んできたなと思うのですが、1番はチームへの貢献の仕方はそれぞれであるということだと思います。
私の一つ上に、一際想いが強くてバスケが大好きで、気持ちの面でもプレー面でもチームの中心でその分めちゃくちゃ厳しい先輩がいました
私はずっとその先輩が怖かった,と同時に強く強く憧れていて,自分はその先輩みたいにチームに対して同じように厳しく強くいなくちゃと思って追いかけていました。
でも、私には私の得意なコミュニケーションの取り方があって、目標に向かうための考え方があって
進む方向性が同じならそれはそれでいい、むしろ異なる考え方を持っていた人たちが集まって協力し合えたほうが、いろんな人が集まって残っていけて強いチームになれるんだなということが最近ようやくわかってきました。
誰かと同じようになることや、周りから言われた通りになろうとしても、いつまでもその場所で自分に自信が持てないし,信頼を得られないし,楽しくない
だからこそ、自分で考えて,実践して示していくことが大切なんだなと思います。
嫌になるくらい苦しいときもあるけれど、その分そこで一緒にやれる仲間がいることと,その仲間と一緒に必死になってバスケができることは、私にとって本当にかけがえがないんです。
…という部活の時間の存在感が強すぎて、バスケに限らずわたしの人生全体における哲学とか理想像に重なってきているんだと思います。
実際仕事をしていても、組織で成果を求める場面はたくさんあるので、部活の場に限らずいろんなことにつながるなあと感じる日々です。
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