色んな人が出てくる話。クラウデッド・ルームとスオミの話をしよう
クラウデッド・ルーム
AppleTV
多重人格障害 解離性同一性障害のお話
24人のビリー・ミリガンが元ネタと書いてあるからわかりますよね。
私は人間観察が趣味なので、映画やドラマを役者や製作者を観察する箱としてみています。
また、占いを通してあらゆる人生を垣間みますので、偏見をできるだけなくしておくとか、相談者様のストーリー展開をセットするためのアイデア源でもあります。
架空のストーリーも実在する誰かの未来設計も、あまり変わりません。
このドラマでは、主人公の人格が入れ替わり、骨や筋肉の動きまでも別人となる様子が面白く、よくこんなに指先までもが別人になれるものだと嬉しくなりました。
演じたトム・ホランドはダンスの方だとか。
一流ダンサーの作品がベッドでみれて月々1980円とは、ありがたいですApple信者です。
後半の描き方は概念的な部分が増え、ルールを理解するために一瞬かかりましたが、説明的なパーツがきちんと繋げられていましたので落ち着きました。
ほんとに、いつ、何をみても、演技を職業にしている人たちには驚きです。
時代背景を語るカットが少々長かったし画像が粗くて説明くさくなりすぎた気はしますが、アメリカの歴史を知らない日本人が見るからであって、そこにさしたる感慨もないからであって、20世紀のアメリカに実感があればそうは感じなかったのかも。
主要人物の描き方、繊細に深みをもって理解できるように作られていました。
私のような、よくよく説明しないとわからない人間にもわかるように、楽しめるように。
またひとつよいものを見せていただきました。
昨夜全話見終わったのですが、今日はスオミの話をしようをみてきました。
スオミの話をしよう
東宝とフジテレビジョン
公開から1ヶ月半過ぎました。
私がシアターに入ったら他に誰もおらず、アド・アストラのレイトショーがアゲインと思ったら後からカップルが入って来られました。
なんだ。
というわけで3人でみました。
面白かったです。
でも面白い顔の人があんなにいたら、もったいなかった。
口の両端からこぼしながら食べる(しゃべる?)さんまさんの食事ぐらいもったいなかったです。
楽しかった。
私は瀬戸さん一推しです。
ルパンの娘の感想も読んでくださいね。ほんといいお顔。
スオミは、長澤まさみさんのお得意というか、看板というかいろんなタイプの女を演じ分ける人。
でも演出が説明的過ぎたかな。
私のような(略)ですらその動きいらなくね?と思ったぐらいでしたが、これも私がターゲットからやや外れているからでしょう。
ほんと面白かった。
あの、何ですか、顔が真面目なのに面白すぎるあの人。③の人。
あとね①エンケン。いつも直視できない何か闇を感じます。面白かったけど。
私は映画やドラマで見かける舞台的な空気がいつも何とも言えず、脳みそ切り替えないと見れないんですが、嫌いじゃないです。
クラウデッド・ルームに比べたらチープな作りですが、ちゃんと役に立っている。
笑いました。
でも今年の一番笑ったのはあれです。
陰陽師0の、晴明の武闘派シーンです。
思いがけない晴明の解釈だったのでハッとしました。
ハッとしながら爆笑をグッと手の甲で押さえてました。
よかったです。
さて、無意味に長くなってきました。
久しぶりに感想書きました。
クラウデッド・ルームのセリフ
話そうとすることに意味がある。
そういうことです。
私も一つになる旅の途中。
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