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死生学と農業とわたし

私が大学で学びたかったこと
そこの根底には
なぜ
人間は生き
食べて
体を養い
そして死んでいくのか

魂はどこへゆくのか
死ぬことが
恐ろしく怖くて
これまでも
母や祖母、父の死に立ち会い
向き合う度に
辛い思いになる

人間は
心をもつ
感情があり
愛情をもって
こどもたち家族を育て
そして
ともに成長していく

そして
生態系の一員であるのにもかかわらず

生態系のトップであるかのように
環境を破壊し
必要以上に
有限な資源を取り
自然災害には弱く
弱者であることに気づかない

いろんなことを
考えたり
悩んだり
この1年特に考えてきた
死生学

今回の集中講義で
また
再び
哲学の授業で先生に会い
2日間とても濃密な時間を過ごし
頭が痺れている

農業においても
植物や動物の命を頂き
私達は生かされ
そしてまたその命を繋いでいく仕事

農業哲学には
死生学も含むと思う

そして
自然科学においては
植物からしか教えてもらえない
倫理があり
論理があり
それを解き明かすのが
研究者であると思う
その行為は
哲学と同じだなぁと
知らないことを探求すること
楽しんで探求すること
時に苦悩もするけれど
どうしてその事象現象が
生じるのか
解き明かすことは
とても楽しい

私は
これまでも
死に直面することが多くて
悲しみも苦しみもたくさん

でも
明るく前を向いているのは
それは
きっと
一人ではないと
実感できているから
こうして
先生にも家族にも友達にも
恵まれているから

やるべきこと
私の使命が見えてきた
よりクリアに明確になってきた
私はきっとそう
強くこれからも
農業研究者として
生きていく

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