西洋医学以外で向き合う甲状腺腫瘍 ~私の健康探求の旅~
私の甲状腺腫瘍との出会いは、沖縄で作業療法士として働いていた2015年にさかのぼります。
突然、喉に違和感を覚え、小さな腫瘤を発見しました。
当初は大きな症状もなく、経過観察を続けていましたが、徐々に腫瘍は成長していきました。
北海道に戻り、医療機関を受診した際、医師からは「直径3センメートルになったら手術」と告げられました。
幸いなことに、がんの可能性は低いと診断されましたが、私はその時点で西洋医学以外のアプローチを模索することを決意しました。
私は東洋医学、代替医療、栄養学など、様々な分野の知識を深めていました。
そのため、単に症状を取り除くのではなく、根本的な原因を追究することに重点を置きました。
この探求の過程で、私は多くの専門家と出会い、自身の健康に対する理解を深めていきました。
そして、ある転機が訪れます。
千葉県の診療所で、私の甲状腺の問題が歯の治療と密接に関連していることを知ったのです。
長年、気づかないうちに進行していた歯の根の炎症が、身体全体に影響を与えていたことが判明しました。
東京の歯科医院で詳細な検査を受け、根管に深刻な問題があることが分かりました。
大きな病院の口腔外科で抜歯を決断。
抜けた歯を見た瞬間、この決断の正しさを確信しました。
抜歯後、私の身体に微妙な変化が現れ始めたのです。
この経験を通じて、私は健康とは単一の医療アプローチでは捉えきれないものだと学びました。
西洋医学と代替医療、それぞれの利点を理解し、バランスの取れたアプローチが重要であることを実感しています。
現在、私は定期的な経過観察と、holistic(全人的)なヘルスケアを心がけています。
薬物療法、栄養管理、ストレスコントロールなど、総合的な視点で自身の健康と向き合っています。
私の経験が、同じような悩みを抱える方々への一つの参考になれば幸いです。
健康への道のりは個人それぞれ。
自分の身体の声に耳を傾け、様々な選択肢を探求することの大切さを、この旅を通じて学びました。
最後に、歯の健康に関して一つアドバイスさせてください。
定期的な歯科検診は極めて重要です。
特に、古い銀歯や気になる虫歯がある方は、専門家に相談することをお勧めします。