
姿勢のマニアック講座 〜肩甲骨の本当のはなし〜
一般的に「良い姿勢」とされる
「胸を張って、肩甲骨を内側に寄せる」という姿勢。
実は、この考え方には大きな問題があります。
今回は、作業療法士としての医学的知識と、
整体師としての経験から、
肩甲骨の本当の話をお伝えします。
人間って面白いですよねー。
人体って不思議♪

■ なぜ肩甲骨を内側に寄せるのが良くないのか
筋肉の自然な動きを妨げる
肩甲骨は本来、胸郭上を滑るように動く設計
内側に寄せると、この自然な動きが制限される
周囲の筋肉(僧帽筋や菱形筋など)に過度な緊張が生じる
呼吸への影響
肩甲骨を内側に寄せると胸郭の動きが制限
横隔膜の動きも制限され、自然な呼吸が妨げられる
浅い呼吸になりやすく、酸素供給が不十分に
インナーマッスルへの影響
本来インナーマッスルが担うべき姿勢保持の役割を、
アウターマッスルが過剰に補おうとする前鋸筋、小胸筋、肩甲下筋などの深層筋の働きが阻害
体幹の安定性が損なわれる
神経への圧迫
肩甲骨周辺を通る神経への圧迫リスク
長時間続けることで、腕のしびれや痛みの原因に
■ 本来あるべき肩甲骨の位置とは
胸郭に自然に沿った状態
呼吸に合わせて自由に動ける
周囲の筋肉が過度な緊張をしない
インナーマッスルが適切に機能する位置

この自然な状態を保つことで:
呼吸が楽になる
肩こりが改善
体幹が安定
エネルギー効率が良くなる
姿勢は、見た目だけでなく、
体の内側からも考えていく必要があります。
あなたの体に合った、
本当の意味での「良い姿勢」を
一緒に見つけていきましょう。