自分の感覚を信じること
11月も後半ですが、今月も縫い続けています。
ふと、昨日知り合いの方とお話していた時に、「自分の感覚を信じている」という言葉が出てきました。
めちゃくちゃ飽きっぽい私ですが、この一枚布の作品を縫い始めてから1年経ちました。縫うエネルギー源の一つは"作品が存在する未来の光景を見ること"です。
現在、世界中で展示されている作品の光景が見えています。見えていると、縫うことが捗り、形になっていきます。そこに迷うことはあまりありません。
何より大事だと思っているのが、その光景が見えている時の身体感覚を受け入れること。これが作品づくりの1番のベースだと思います。
最初の1年目は、精神の揺らぎが多く、大変でした。自分の感覚が試されている感を抱いてきました。2年目になり、未来のイメージと現実での裁縫作業のバランスが取れてきて、安定してきたように思います。
一枚布の裁縫作業に参加していただく流れを調えていく際には関わる皆さんが皆さん自身の感覚を信じる力がより深まっていくようなコミュニケーションのあり方を模索していきたいと思います。
このプロセスを続けた結果、どのような意味が生じるのかは作品と私の肉体が亡くなった後のお楽しみですね。
なかなか縫う時間を捻出できず、ぐぬぬ…となることが多かった11月ですが、引き続き制作を楽しんでいきます😊
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