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おバカ営業マンと賢者営業マンの違い

某保険会社から、「3月までに1件でも売って下さい」といつもの営業電話がきました。どうしても商品説明したいというので30分の約束でお付き合いをしてあげました。

最後に「あなたなら売れますよ~」と決めゼリフ。確かに私なら本気でやろうと思えば売れるかもしれませんが、そんな商品は売る気はないのです。なぜなら私は売れないものを売る程おバカな営業マンではありませんので。

俺なら売れる!

「俺なら売れるのに~」と自慢げに言う営業マンを見かけます。営業成績もたしかに素晴らしい。でもそんなに売れる営業マンならなんでそんなもの売ってるの?という残念なことがあります。

私の保険業界だと、1社の保険会社だけを取り扱う専属と複数の保険会社を取り扱う2種類に分かれます。1社専属で「俺なら売れる」っていうのはおバカな選択です。

賢者はおバカでも売れる商品を扱います、見栄やメンツの問題ではありません。私はAIUという損害保険会社の出身です。上位の4社から大きく引き離された業界5位の会社です。

そんな知名度の会社で「画期的な商品です」と言ったところで相手にされません。CMでおなじみの会社です、と言ったほうが「知ってる知ってる」となり話が進むのは当たり前。

さらにどの業界でも得意不得意はあるはずです。保険会社でも同じ様なラインナップですが、実際は女性が得意とか、若人向けとか病気のある人向けとか一長一短あります。

1社しか取り扱いをしていなければ、その会社が不得意なジャンルでもその商品を出すしか無いので、お客さんの信用を失う可能性もあります。複数の取り扱いがあれば旦那さんはA社、奥さんはB社、持病のあるご家族はC社という提案ができるようになります。

誰でも売れる商品を売る

さらにA社がヒット商品を販売したとします、今までA社の取り扱いがなかったしても売れるなら自分も、A社の商品を取り扱えばいいのです。

逆にさっぱり売れない商品というのもあります、これどうやって売ればいいのだろうという商品です。そんな商品に時間やエネルギーを注ぐ必要はありません。

どんなに頑張っても売れない商品もあれば、置いておくだけで売れる商品もあります。売れない商品とはスパッと縁を切ることも必要です。

結論:自分なら売れるというのはおバカ営業マンのやること。賢者営業マンは誰でも売れる商品を売っています。

✅まとめ

✅俺なら売れるより、売れる商品を売る
✅売れない商品は切る

貴重なお時間をいただき最後までお読み頂き、ありがとうございます🙂

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保険屋12年生。田舎の保険屋ドキュメント話
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