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売れてる営業マンは自分の事しか考えない

「お客さんの気持ちになって考えろ」と教えられました。ところがお客さんの気持ちになったところでちっとも売れません、なぜなら人間の気持ちには「自分が一番他人は二番」という原理原則があるからです。

他人のためはNG

保険屋の私に保険相談のお客さんが来ます、「自分にもしものことがあった時のための保険を探しています」「この保険ならもしものことがあっても安心ですよ、家族のお守りっていう商品です」。「なるほど~、では検討してみます」で、それっきりこれっきり。

相手の気持ちになって考えろ、思いやりが大事と教えられてきました。理想を言えば、「自分よりも他人に対する思いやりが大事」となります。といってもそれはあくまで理想論で、現実的な話ではありません。

人間は自分にどんなメリットがあるのかで行動します。ドラマでよくこんなシーンを見ます、主人公は彼女のために指輪を買いに行きます。「彼女の誕生日のプレゼントを買いに来ました」「ではこちらなどいかが、彼女も喜びますよ」みたいな話です。

ところが現実はそううまくいきません、これもあれもと案内させられた挙げ句「ん~また来ます」でそれっきりこれっきり。お客さんに売るにはお客さんの気持ち=自分が一番の原則で考えないといけません。

自分のために

お客さんは彼女にプレゼントをして喜んで欲しい、喜ばせたいのが本音ではありません。喜んだ後の見返りです、付き合ってくれるなのか結婚なのか何かしらの目的があります。

「これなら告白も成功しますよ」「これなら彼女も結婚にOKしてくれますよ」とお客さん自身のメリットをまず伝えなければなりません。

私のお客さんは保険の相談にきました。あなたが死んでも大丈夫、家族を守る保険です、これではお客さんのメリットは何もありません。「どうせお客さんが死ぬことはないけどゼロではないので、一番安いこれに入って浮いたお金を趣味道楽に使えばいいのでは?」というと即決になります。

私のお客さんが奥様であれば「旦那さんが死んでも奥さんの生活は、この保険に入れておけば全く問題ないですよ」という提案が現実的。奥さんが心配なのは旦那さんが死ぬことではなく、稼ぎ手を失うことで自分の生活が破綻することなのです。

理想論よりその真の欲求を理解して、現実的な提案をお客さんに提案しなければ売れません。

結論:自分が一番かわいいのです

✅まとめ

✅お客さんは嘘つきです、本音を言うわけありません、
✅お客さんは自分のメリットが全てです

貴重なお時間をいただき最後までお読み頂き、ありがとうございます🙂

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保険屋12年生。田舎の保険屋ドキュメント話
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