別大マラソンへの道 [パワトレ5K編] 34/41
別府大分毎日マラソン大会(通称、別大マラソン)に向けて、5K のパワーベースのトレーニングに取り組んでみてる市民ランナーの練習記録。とりあえず「GW明けの5Kレースで18分台」という目標を立て、限られた期間内でできることをやっています。今日はその34日目。
別大マラソンまでの期分け(改)
3/14-3/27 パワー入門(5Kタイムトライアル)
3/28-5/7 5Kレース(パワーベースのSTRYD 5K プラン)
5/8-5/15 休養(ワクチン3回目摂取とそのあとのバッファ期間)
5/16-7/10 10Kレース
(パワーベースのラドクリフのメソッド)
7/11-11/13 つくばマラソン
(パワーベースのラドクリフ又はリディアードのメソッド)
11/17-2/5 別府大分毎日マラソン大会
(パワーベースのフィッツィンジャー連戦メニュー)
今週のスケジュール
月 イージーラン(有酸素ラン)
火 スレッショルドラン(閾値走)
水 イージーラン(リカバリーラン)
木 イージーラン(有酸素ラン) + ストライド
金 イージーラン(リカバリーラン)
土 ロングラン(有酸素ラン)
日 休養
今日のトレーニング
STRYD「5K プラン」の今日のお題は、
「ロングラン(有酸素ラン)」
今朝は雲ひとつない快晴で涼しい(どちらかというとやや肌寒い)感じ。ランニング前に天気予報を確認して、STRYD Workout App に気温を湿度を入力してみたら自動で強度を補正する「環境調整(Enviromental Adjustments)」では、+2Wの上方修正が入りました。
ワークアウトの結果
ロング(?)の練習は今日が最後なので、なるべくターゲットパワーの範囲内で気持ち良く。
ワークアウトの分析
ワークアウト全体のスプリットテーブルを見てみると、
トレーニング全体がターゲットレンジに収まる「グリーン(緑色)」のゲージ。気温と湿度で以下のようにターゲットレンジが変動していましたが、ターゲットレンジの上限値(178W)を極端に超えないように。終盤に時計を確認すると平均パワーがややオーバー気味だったので、最後の10分くらいをクールダウンにして帳尻合わせ。
補正前
ターゲット 165-176W
補正後
ターゲット 167-178W
パワーベースのトレーニングなので、ペースや心拍数はそれほど重要ではありませんが、一応、細かく見ていくと、
各スプリットおよび平均のパワー、ペース、心拍数は以下の通りでした。
1km 176W 4:24/km 144bpm
2km 179W 4:27/km 157bpm
3km 180W 4:32/km 161bpm
4km 178W 4:19/km 162bpm
5km 177W 4:30/km 165bpm
6km 177W 4:29/km 163bpm
7km 178W 4:27/km 165bpm
8km 171W 4:43/km 161bpm
8.8km 170W 4:47/km 159bpm
平均 176W 4:31/km 160bpm
シューズをアルファフライにして走ったこともありますが、いつもの有酸素ラン(リカバリー目的ではないやや速めのジョグ)より自然とペースが速くなってる感じで、一定のパワー出力で走ってる(一定の強度で巡航する)限りはとくに疲れるようなこともなく、事前にしっかり水分を補給しているので心拍数の高騰も見られず、結果的にGarminの心拍数ベースの評価と思われるリカバリータイムも短めでした。
トレーニングとしては先週末くらいからテーパー期間に入っていて、微妙に練習時間が徐々に短くなっている感じなんですが、Garminの「負荷」のトレンドを見るとかなりシビアな調整で、ランオフが2~3日もあったらピークが簡単にずれちゃいそうな感じ。
あと、テーパー期間中のトレーニングで気が付いたんですが、
従来(ペース・心拍数ベース)
時間を短く、強度とペースを意識的に少し上げる
現在(パワーベース)
時間を短く、強度はそのまま(控えめ)、ペースは自然に上がってる
といったエフォート(走り方の?)変化があって、それほどがんばらないで(指定されたパワーの範囲で)いつも通り走っていてもペースは段々上がってくるし、疲労が抜けてきて回復が優勢になるのか、フィットネスがどんどん向上しているような気がします。
また、フィットネスの向上に伴って、ひとつひとつのトレーニングから受けるストレスも少なくなってくるので、自然と「もっと走りたいなぁ…」といった気持ちにもなってきたりもします。とても不思議な感覚です。
課題
来週は(GWということもあって)2日ほど準高地でトレーニングを行い、下山して4~5日後に5Kのレース(タイムトライアル)となります。
いろいろSTRYDの公式サイトの情報を調べていくと、高地でトレーニングする場合は以下のような注意点があるようです。
具体的な手順としては、
・まず Garmin 側で高度を校正する
・STRYD Workout App で気温・湿度を入力して、ワークアウトを実施
といった流れになるようです。
技術的にはGPS側で標高データを取得(できればGPSよりDEMを使用)、その標高データを基準として、GPSより正確なフットポッド内臓の気圧計で、気圧変化に基づいた相対的な標高差を記録していくようです。
予想タイムとターゲットパワー
Garmin のアクティビティのデータによると、今朝のワークアウトでの体感温度は10℃、湿度76%だったので、STRYD Race Calculator に入力して(出場する予定のレースのコースデータを使って)5kmの予想タイムと推奨ターゲットパワーを計算してみると、
予想タイム
18:00 ± 0:22 (17:38~18:22)
ターゲットパワー
235 ± 5W (230~240W)
昨日に比べて、予想タイムが 20秒後退、ターゲットパワーは横ばい という結果となりました。