他人の目を気にするな!って言ってもさ、無理っぽくない?
他人の目を気にするな!って言ってもさ、無理っぽくない?
自分らしく生きる!
僕はこのフレーズをよく使っていましたが、
では「自分」って?どんなの?何?
自分だけがわかる事を核に、これが自分なんだ!って決めつけて、それがマッチしていようがミスマッチだろうがそう思い込んで、自分で自分を決めつけて・・・
うーん・・・
でもこれって致し方ない気がします。
と言いますか、僕はそう思います。
いきなりですが、(ジョハリの窓)
演劇系のワークショップで僕が指導する際、特に役づくりや会話を重要視する時に「一番難しいのが自分で自分を演じる事」と話します。
・自分も他人も知っている自分
・自分だけが知っていて、他人にはまだ知られていない自分
・他人は知っているが、自分では気づいていない自分
・自分と他人も知らない、誰からもまだ知られていない自分
これは「ジョハリの窓」という自己分析をおこなう際に使用する心理学モデルのひとつですが、僕が「自分で自分を演じる事が何故難しいか?」を説明する際にツールとしてよく使うので、ジョハリの窓簡単に紹介したいと思います。
沢山の設問やキーワードに対しての答えを本人と他人(最初のうちはなるべく付き合いが長いとか、割と雑に会話できる知り合いとかでやることをお勧めしますつ)が4つの枠(窓)に振り分けて行うことで「自分から見た自分」と「他人から見た自分」の情報を切りわけて分析し自己理解をおこなうというものです。うまく説明できていないかも知れませんのでインターネットで「ジョハリの窓」を検索してみて下さい!(手抜きですみません)
さて再度このジョハリの窓の4つの窓とは
「開放の窓」
・自分も他人も知っている自分
「秘密の窓」
・自分だけが知っていて、他人にはまだ知られていない自分
「盲点の窓」
・他人は知っているが、自分では気づいていない自分
「未知の窓」
・自分と他人も知らない、誰からもまだ知られていない自分
この4つになります。
この窓に自分(対象者)と自分以外が設問に対し当てはまるか、当てはまらないかで振り分けます。
例えば設問で「優しい」に対し
自分もチェックして自分以外がチェックすれば「開放の窓」、自分だけなら「秘密の窓」、自分以外だけなら「盲目の窓」、誰もチェックしていなかったら「未知の窓」に「優しい」を振り分けます。このような感じで沢山の設問を設定し自己分析や他者からの理解度などを探ったり、自分の未知なる可能性を見出したり弱点確認したり新しい気づきを得たりします。と言っても一緒にテストしてくれる方との信頼関係や付き合いの長さなど、また設問の内容によってその精度や結果はかなり異なると思うので、あくまでも参考程度に!しかし一緒にテストしてくれる仲間など条件を整えられればその結果はかなり的を得たものになると思います。なので、最初はすでに付き合いの長いもの同士で行うことを推奨します。
話を戻します。
さて「一番難しいのが自分で自分を演じる事」に話を戻しますが、自分の存在は他者からの認識の上で成り立ちます。もちろん無人島で一人・・・なんて場合は別ですが、一般的には自分がどう自分として存在していると思っていても、
他人が自分をどう見ているか?
どう思われているか?
・・・
ん?
・・・
これって絶対理解不可能無限ループでは?
自分は本当はこんな性格なのに、周囲からは全く違う理解をされている!って思っているのは自分だけかも知れないし、周囲の意見一つ一つはどういう意思?本意?・・・
・これも理解出来るのか?
・話し合いをすればわかり合えるのか?
・書き出す事でわかり合えるのか?
・そもそもわかりあうことの必要性って?
はいはいはい
無限ループですよね。
でも僕はそんな細かい事を気にしてしまいます。
考え過ぎ?
自意識過剰?
感覚過敏?
僕だけかな?
以前、「自分らしく生きる」をメインテーマに「雑談会」というお話し会を行い、参加者数名で話し合ったり、書き出したりしてみました。この時にもジョハリの窓は大活躍。しかしながら出た結果に対して一応
「へー、なるほど!」
「自分のイメージってこんな感じだったんだ!」
「ここを改善出来れば良くなるかも」
的なポジティブな感想や意見が出ました。
が、
これって本当に腑に落ちているのか?
僕はいつもの「考え過ぎ思考」が働いてしまったのです。
本当の答えなんか無い!のかなぁって。そんな事を主催者自身が思っちゃってるw
そんな思いや経験を重ねる間に少しづつ見えてきた事があります。言葉にしてみるとこんな感じです
「僕ができる事」
「自分ができる事」でも良いかな?
「自分らしい」というのはとても流動的なものの気がして、でも、自分ができる事って流動的なものでは無い気がしています。
実際に自分が今までやってきた事は自分ができた事だし、今はできる事。本人が自覚していなくても他人が自分に対してオーダーがあり、それに対して自身としては出来ない・やった事が無い事でも、他人から見てできると思われている事、出来ていると思われていることは出来る事。例えば自分は他人を癒したり優しく出来ない、もしくはそうした事が無いと思っていても、他人から
「何もしなくて良いので、しばらく一緒に居てくれませんか?」
とか
「少し話し相手になって欲しい」
と言われたら、その人にとって自分は何かしら存在意義がある存在で、相手が悩みや寂しさを抱えていて、それで自分にお願いしてくれているとしたら?
僕だったら「え?僕にですか?無理ですよ!」と断ってしまいがちですが、相手は何かしら思うところがあり、僕にお願いしているかも知れない(本当は誰でも良かった系のパターンもあるかも)。自分が出来る出来ない知らないではなくて、
「相手がどう思っているか」
なんだかジョハリの窓に少し話が連動し始めてますね。
・・・
・・・
えーーと?あれれ?
そろそろお気づきでしょうか?
今回のテーマって?
他人の目を気にするな!って言ってもさ、無理っぽくない?
はどこへ行ったんだい?っと
これは僕が僕自身に対する投げかけです。僕は「自分らしく」をテーマに色々考えてきましたが、ここ最近???が多くなりました。沢山学んだり調べたり次を模索したりしてましたが、それをすればするほど「自分らしく」からは離れて行き、なんだか「理想」を作り出し、それに向かう感じ?になってしまう僕がいました。自分らしくを追っているのにそれって自分らしく無い。え?自分らしいってなんだ?
何故か周りの目が気になったり、自分の存在や生き方に疑問を感じている。
でも何故?気にしたり、感じたりするんだろう?
何かを考えたり思う時って、何かしら「根っこ」みたいなものがあるって思います。そして今の僕にはそれが
「僕ができる事」
なのかも!そう思い始めました。ちょっと言葉を足せば
「今の僕ができる事」
です。それをまずはコツコツやる。
●最後に
タイトルと内容どうなってんねん!というクレーム感満載の今回。なんだかすごい変化球な自己紹介?かもしれません。
僕が細かい事をいちいち気にする小さい奴だという事をお分かり頂けたでしょうか?
でも
だからこそ
寄り添えるものがあると思うんです。
何か悩んでいたり、思い込んだりしている方。一人で抱え込んでしまっている方・・・
進路でも、生き方でも、自分らしさでも、ダンスでも、DJでも、演技でも、イベント運営でも、・・・って後半は営業っぽいですが、僕で寄り添えそうな事があればお気軽にコメントやメッセージ、直接メールなどでのご連絡下さい。
コツコツやって行きましょう!
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