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11/17(日) 第9期保坂展人政治スクール第2回「子育て支援」 子どもの権利・子どものウェルビーイングの観点での政策を

11月17日(日)、宵の口には世田谷に移動し、#第9期保坂展人政治スクール の第2回を受講2️⃣ 今回のテーマは「子育て支援」。

#保坂展人 ・世田谷区長が最初に言われたように、子育て支援をやっていない地方自治体はないわけですが、やり方が相当違うのだと驚かされる回となりました(どっちがよいということは置いておき)。

児童相談所は、世田谷区は令和2(2020)年4月に区立で開設済み。一時保護所を小さな単位のユニット制とし、家庭的雰囲気の中で食事をとれるようにするなど、区立ならではの取組みをしています。大田区は、令和8(2026)年度に開設する大田区子ども家庭支援センターに、大田区だけを管轄する都立児童相談所が入ります。
産後ケア事業は、世田谷区は平成20(2008)年3月に全国初の #産後ケアセンター を開設。宿泊・日帰り・訪問をセンターで提供しています(運営は日本助産師会に委託)。大田区は平成30(2018)年10月から産後ケア事業を開始。助産師、助産院、医院、病院に委託しています。世田谷方式は、視察は多いものの、なかなか続かないとのことです。

この日、深掘りしたのは「#おでかけひろば」。東京都の補助で行われている「#子育てひろば」事業の世田谷区版です。大田区では、児童館、保育園、子ども家庭支援センターといった区施設で行われていますが、驚いたのは、世田谷区では、空き家も含む民家も活用して、区民グループに委託しているということ。その一つ、空き家等の地域貢献活動活用助成事業を活用した「FUKU*fuku」について、受託者の一般社団法人よこいと代表理事・ #橋本陽子 さんから伺いました。
子どもにとっても大人にとってもウェルビーイングには、人と心のつながりが不可分の要素と考える私としては、コミュニティの力を活用した子育てひろばである「おでかけひろば」は大変共感できるものです。

そのウェルビーイングがテーマである、世田谷区在住の小児科専門医・子どものこころ専門医の #山口有紗 さんによる「子どものウェルビーイングと政策ー権利、声、子どもの持つ力ー」は、私も大田区議会で取り上げてきた子ども時代の体験、子どもの意見表明などの重要さについて、科学的エビデンスで裏付ける、大変勇気の出るお話でした。子どものため、ではなく、子どもとともに、という考えにも共感します。
特に、私も区議会で何度か発言した #アタッチメント (愛着)。子どもが養育者にくっつくことで、安心の基地を得て外の世界に挑戦することを、私自身、子育てに入る前に知っておきたかったと思い、今後は自治体の子育て支援事業に取り入れてほしいと質疑応答の際に発言しました。

今年の11月20日(水)は、国連総会で #子どもの権利条約 が採択(1989年)されてから35年の節目となります。また、今年は、その子どもの権利条約をわが国で批准(1994年)してから30年の節目でもあります。昨年の令和6(2023)年4月に施行された「#こども基本法」は、子どもの権利条約を踏まえたものであり、今後は地方自治体のこども政策においても、#子どもの権利、そして、#子どものウェルビーイング の観点で進めていく必要があります。それを先取りしてきた、#プレーパーク(#冒険遊び場)などの世田谷区のまちづくり、また、保坂区政には大いに学ぶところがあります。

#保坂展人政治スクール
#チクメン #一所懸命 #とことん現場主義
#あなたと共に政策実現
#大田区議会議員 #庄嶋たかひろ #庄嶋孝広

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