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HSPの老後③神秘的な再就職

タイへの移住を決意し準備を進めていた矢先に思わぬ出来事が起こりました。何かに導かれているとしか思えないことだったので記録として残して置こうと思います。結論から言いますと、日本での再就職が決定しました。ではその不思議な経緯を書き留めます。

前の会社を辞めてすぐ、私はタイ旅行へ出かけました。旅の道中ではいろんな職業の人達に目を向け、次はどんな仕事をしようかな、その様な目線で働く人たちを観察していました。その中のひとつに今回就職が決まった仕事がありました。この仕事なら自分のスキルでもやれそうだな、やってみたいな、その様に思いながらそこで働く人たちを眺めていました。

タイ滞在中、いつもの様にYOUTUBEを見ていたら、いつもは見る事もない占いの動画がリストアップされていました。そしてそこには、「心配ありません、仕事は必ずみつかります、そこで良き人達があなたを待っています」、その様な内容でした。占いには興味がなく、ほんの少し再生しただけでその動画を閉じさほど気にすることもなく過ごしていました。今考えるとこれが大切なメッセージだったのかと思います。

帰国後に就職活動を開始しましたが、以前と同じ業種をいくつかうけてはみましたが、どこも不採用、50代半ばともなるともう仕事を見つけるのは無理なのか、そう思ってタイ移住を進めていました。準備を進めていく過程の中で、持病である糖尿病の検査をしようと思い立ち、はじめて詳しい検査を受けたところ、結果はなんと正常値、ヘモグロビンA1Cという数値が5.7、あと10年の寿命と見積もり計画をたてた人生設計に修正が必要だと、その時強く思ったのです。完治は有り得ない、その様な常識が覆されたのかもしれません。運動を欠かさず、ベジタリアンになり、温泉治療が良かったのかもしれません。

検査の結果をうけて、旅の道中で見かけたあの仕事の求人がないかと調べてみると、ありました、それも通勤に15分しかかからない近場、給料や待遇も前職よりもよく好条件です。早速コンタクトをとり面接へと臨みました。面接官の印象がとても良くその場で採用が決まりました。ただひとつ予定外だったのは、勤務地です。家から15分の勤務地は既に決まっており、それ以外の勤務地候補を2つ頂いたのですが、そのひとつが偶然にも旅の途中でみてこの仕事なら出来そう、やってみたいと思って見ていた場所だったのです。

その時私は思いました。何かに導かれていると、これだけ偶然の様な出来事がかさなると、それは必然だったのだろうと思います。という訳で、タイ移住は中止、円安の今行くべきか、それとも待つべきか、そのもやもやも晴れてすっきりです。

毎朝のルーティンとして、神様、仏様、天使様、守護霊様、ご先祖様、亡くなった両親、存命の一族、旅だったペットたちに手を合わせ感謝を伝える習慣があります。願い事はいっさいしません。あとは、身近な植物にも感謝を伝えています。そして引っ越し準備で多くの物を他人に無料または格安でお譲りしました、そこで断捨離ができた様にも思います。できるだけ捨てずに、物が活躍できる新たな場所を与えることができて良かったと思います。あとは、失業して不安であるにもかかわらず、落ち込んだら笑うを実践していました。「そ・わ・かの法則」(そ=そうじ、わ=わらい、か=かんしゃ)は効果ありだと思います。

ひとりでいる事が好きで、転職回数がやたらと多く、お酒もたばこも吸わない、どうぶつが大好きで、病院や宗教が大嫌い、結婚もせず、そのくせ初対面のひとには受けが良く、死んだら海に散骨してもらおうと考えているHSS型HSPの私ですが、そこそこ幸せに暮らしています。それではまた!